まにわ恭子 NEWS
 子ども図書館への本の寄贈 2024/2/15 
 こども図書館に、1327冊を寄贈いたしました。何回かに分けて、寄贈してきましたが、この2月7日で完了いたしました。
 本の整理、登録などの作業を司書の方々には、お手間をかけました。少しでも、子どもたちが手にとり、物語に触れてくださると嬉しいです。
   

 子ども文化科学館へ天体望遠鏡を寄贈しました 2023/12/7 
 こども文化科学館に天体望遠鏡を寄贈しました。

 今回、寄贈した天体望遠鏡は両目で天体観察するという、文化科学館では初めての機器です。
驚いたのですが、注文して、それから作製するということで、、、
結果、5カ月たってやっと完成品がお目見えしました。待ちました・・・。

 11月25日、こども文化科学館の観望会が開催されました。秋の夜空を天体望遠鏡で観賞するというもので、そこでこの天体望遠鏡がお披露目となりました。
 寒い中、18時30分から、科学館前の公園に天体望遠鏡をずらりと並べて、それぞれの天体望遠鏡の前には長蛇の列でした。初めての両目で観察できる天体望遠鏡に、こどもさんから、大人まで「わー、近くでよく見える」、「月が立体でみえる!」「木星もみえる」など歓喜の声あがっていました。楽しんでもらえてよかったです。

 贈呈(市の担当者の方に) 贈呈(館長さん ・市の担当者の方と)   私も見てみました!
     

 広島市立看護専門学校に実習看護教育教材を寄付  
 医療の進歩は目覚ましいものがあります。
 看護師の養成を担っている学生の基礎教育は不可欠です。しかも,質のよい看護師を育成するには、実際に臨床実習にでる前に繰り返し行う基礎訓練が必要です。本物そっくりの人体モデルを効率よくうまく活用し、ひとりでも多くの看護師の後輩の皆さんが安心して、臨床でその力を発揮してもらいたい!という気持ちから寄付をいたしました。
 ちなみにこの人体はコンピューター設定となっており、脈拍、心音、呼吸音はじめ、瞳孔も光に反応するという、まさに生きた教材なのです。
 ほかに電動ベットを2台もお届けいたしました。

   
 人体モデルと電動ベッドを贈呈  お礼状をいただきました


  教育委員会に「はだしのゲン」を寄付しました  
 7月13日、教育長は時間がとれなく、学校教育部長室で、目録と「はだしのゲン」10巻の現物をお渡ししました。

 現在、「はだしのゲン」が出版社から書店にとどき、書店の店主みずから、各学校に配達してくださっています。7月中には全校に配達できるようです。(湯来、似島の学校は、宅急便としています)

 学校図書のなかで、「はだしのゲン」がよく読まれ、古くなっているということをきいていますので、ひとりでも多くの児童・生徒さんが手にとって、しっかりと読んでくださるとうれしいです。

   
 目録をさし上げています。  お礼状をいただきました。

 《寄付のご報告》 2023/6/28 

  《ご報告》・・6月28日午後記者会見を行いました。    
 

 任期満了で議員を卒業し、私が代表をしている、政治団体、政治資金団体は解散し、その届けを6月5日付けで県選管に提出いたしました。今後、候補者活動をする予定もないため、私は一市民となりました。公職ではなくなり、公職選挙法に触れることなく、広島市に寄付ができる状況になりました。

 議員として言行一致を旨としてきましたので、「議員特権を許さない」という思いで、費用弁償費、期末手当の一部を受け取り拒否し、広島法務局に供託しておりました。この度、供託してある金額の払い戻し請求手続きが終了し、6月23日に供託全額9,308,667円(利息6310円)が戻りました。

 20政令指定都市では、すでに15都市が、費用弁償費廃止、非支給としております。しかも、残りの5都市(横浜市、熊本市、北九州市、福岡市、広島市)のなかで、広島市は一番高額の5000円~8000円です。任期中、費用弁償廃止案を議員提案として、提出しておりましたが、いままで否決され続けています。残念でしかたありません。

 戻ってきた供託金はもともと私たちの税金です。広島市への寄付の方法は、現金での一括寄付ではなく、現物寄贈と致しました。各局の担当、現場で働く方々などからの意見を参考にし、相談のうえ、必要な品を決定いたしました。

 寄付申し出書に記入し、提出致しましたので、ご報告いたします。なお、発注はすでにしておりますが、納品は7月から、随時となっています。また、追加寄付も予定しています。

寄付の内容
<市民局>
こども図書館に絵本など3000冊寄贈
<健康福祉局>
広島市立看護専門学校に実習教育教材として
コンピュータ人体モデル一体、電動介護ベット2台寄贈
<教育委員会>
学校図書として、「はだしのゲン(10巻セット)」を市立学校(小、中、高校等)213校へ寄贈


 ご挨拶 2023/5/8 
 5月1日が任期満了日となり、議員を辞しました。20年のご支援はじめ叱咤激励有難うございました。

 本日より、一市民としての活動をすることとなります。

 いままで、公人であるがゆえにできたこと、できなかったことなどがあります。公職選挙法はじめ数々の法律があり、地域での生活のなかで、ご無礼することもありました。

 これまでのたくさんの経験をもとに、これからもHPを通じで様々な思いを伝えていけたらと思っております。

 いま、20年間の市民相談ファイルを読み返し、時の流れを感じています。これからの社会はもっと高齢化、少子化、多死化、貧困化が課題となると改めて思っています。いままで通り、若い世代をはじめとする様々な背景の方々と交流し、社会活動を活発化させ、、解決策を模索して参ります。

 やり残したことの1つである議員の費用弁償(交通費にあたるもの)は、減額にはなりましたが、いまだ廃止されてはいません。20政令指定都市では15都市は、すでに廃止されているにも関わらず、廃止の議案をなんど提出しても、否決され続けてきました。わたしは20年、費用弁償費を受け取らずに法務局に供託しています。6月に、手続きが終了次第、広島市に寄付の予定です。

取り急ぎ、任期満了のお知らせとお礼を申し上げます。
                     
  2023年5月2日    馬庭恭子

  議会質問(2023年2月21日) 2023/3/28 

国は、国民に十分説明をしないまま、安保3文書の閣議決定、防衛費の拡大、そして、原子力規制委員会で原発稼働の60年超延長が異例の多数決で決定しました。また、東京五輪・パラ大会の談合をはじめとする運営の不透明さは、他のオリンピック開催費と比較し、総額費用は莫大で、なんと1兆6989億円で当初の予算の3013億円を大きく超えていたと会計検査院は指摘しています。
 しかも誰も責任をとらない説明不足の状態がつづいています。さらにG7開催を控えているにもかかわらず、政府の中枢の秘書補佐官がLGBTQへの差別発言をするなどいまの政権の体質が露呈しました。

 地方自治体は、2元代表制のもと、120万人の人口、1兆円あまりの財政を運営する行政、その行政をチェックする機能が議員の役割です。当然、市長も議員も良識や高潔さがもとめられます。それぞれの権能を発揮し、相互に議論を戦わせて、よりよい広島市にしていかなければなりません。しかし、議員側は、特に大買収事件による政治とカネの問題、旧統一教会との関係が大きく報道されて以来、政治不信は根深いものがあります。関係を持っている議員は、猛省をしなければなりません。

 さて、市長は3期12年、市政運営を行い、4期目も挑戦するということを表明されています。私は議員としてこの20年、秋葉市長、松井市長と対応してきましたが、松井市長には、「国際平和文化都市としての市長の顔」がみえてきません。では「顔」とはなにか、松井市長から、場面、場面で発せられる言葉に、胸をうつ瞬間、思わずひざを打つ納得できる説明、心に刻み込まれるような深い感動がなく、官僚の原稿読みになっています。いままで重ねた定例記者会見の記録や議場での答弁内容を読み返すとそれが理解ができます。つまり、パッションが伝わらないので、「顔」が映し出されないのです。
 市長は、「平和文化」という言葉を使用しはじめましたが、就任当初、被爆者の方へ不適切な発言、広島市基本計画にかきこまれているにもかかわらず、こども条例作成の撤回、職員の名札に折り鶴が一羽を取り外したことなど平和への関心が薄いのではと思いました。さらに突然の報道で驚いたのですが、今回、公立学校における平和学習において、漫画「はだしのゲン」が一部削除され変更されるということです。被爆実態がせまりにくいという理由ですが、全く納得がいきません。被爆体験を継承するのが、ヒロシマの役割ではあり、漫画という媒体だから、伝えやすさがあるのではと思います。また、「賑わい」という言葉が頻発し、増額つづきの駅前開発、サッカー場、そして、旧球場跡地、広島城の三の丸整備など目白押しです。さらに高速5号線はまさに心臓停止で蘇生もできない状態です。専門家によれば、工事中断による、追加費用は、月3億円という試算になっています。さらに若い人は大都市圏へ転出し、少子高齢化に備えての介護人材不足にはどめもかからず、社会保障はきびしく財政は先細りです。そこでおたずねします。120万人の市民のリーダーとして、3期12年を振り返り、ご自分の自己評価をお答えしてください。

つぎに図書館の移転問題についてです。
 この移転の出発点は、図書館文化をどうするか、知の集積としての形をどう構築するのか、国際平和文化都市という器にどんなコンセプトの図書館がふさわしいのかなどを十分議論し、練りに練られた計画があったうえでことがはじまってはいません。
 市民はもう気づいています。市長が「情報発信の拠点とする」といっても、広島市が出資している「広島駅南口開発株式会社」の経営の立て直し、また、核テナントとしての福屋への支援が裏の文脈としてあるということを。また、パブリックコメントの結果では移転反対意見が多いにもかかわらず、それを反映させないなど民主的な方針決定ではありません。また、市長は1月26日の定例記者会見で「市民のみならず、議会や有識者への説明、理解を得る手続きを経ることができた」と述べています。
 いったい何をもってそういえるのでしょうか。お答えください。市民も議会もまだ納得などしていません。むしろ、疑問と不信が深まるだけです。いまだに請願、陳情が提出され、全国版雑誌、SNSで移転反対や十分な審議を求める意見が続いていることを重く受け止めなければなりません。なぜ、強引に市民の意見を一部の反対意見として、面会も対話をしないまま、距離を置き続け、物事をすすめようとするのでしょうか。どうして、議会の付帯決議を無視し、市民を置き去りにして急いで、物事をすすめようとするのかお答えください。

 移転賛成の要望書をだされた障碍者団体の関係者からきいたことですが、移転賛成の要望書に関しては、移転賛成の議員からの強い働きかけがあったと聞いています。私は、強い立場から、弱い立場の人へのそのような働きかけをすること自体、その団体に失礼で、倫理に反すると思います。
 さらに、1月14日の中国新聞の記事によると議員が、図書館移転に対して、「市長に恥をかかせるようなことはせん。これ以上はもめず、粛々と通すじゃろ」という発言が掲載されていました。議員は市民の代弁者であり、市長の代弁者ではありません。ましてや部下でもありません。市長が恥をかいても、それは市長の問題であり、恥をかくことでの学びも大いにあります。これでは市長になんでもイエスの追認議会に成り下がっています。

 移転した場合の具体的な課題は、移転先の中古建築物という建築構造の問題、市内の8区にある図書館などへの配送物流を担っており、その配送のための駐車場の確保、デパートという特殊性で不特定多数の人流が常にあること、火を扱う飲食店などは階上にあること、無料の駐車場・駐輪場の確保ができないこと、デパートとの営業時間、図書館の開館時間の違い、全館への館内放送の音の管理、ビルに囲まれた景観などあげれば枚挙にいとまがありません。貴重な浅野文庫はじめ、原爆文学などの広島ゆかりの文学資料の扱いも専門家の意見を重ね、十分時間をかけて、じっくりと議論を重ねることが肝要です。将来に禍根をのこさないためにも、いま一度、ここでおもいとどまることをすべきではありませんか。いかがお考えでしょうか。現在は、方針の決定をしたという表明で、まだ、移転が全面決定したわけではありません。

つぎに多文化共生についてです。
ロシアのウクナイナ侵攻がはじまり、約1年が経ちました。いまだ解決に糸口がみえず、戦況はますます激化してきています。そんななか、広島市にもウクナイナの人たちが避難民として、広島市に居住しています。主に女性やこどもが多いとおもいますが、いままで、何人の方々がこられ年齢層はどうなっていますか。その方がたの生活費支援は、日本財団が3年間のみ民間支援として、行うとなっていますが、支援が途切れる4年目はどうなるのか、行政としてのお考えをおたずねします。
 ウクライナは戦争という特殊な事情がありますが、市内には多国籍の方々が様々な背景をもちながらの居住が増え、その生活はじめ不安が大きいことが考えられます。母国語が異なる、こどもたちの教育も重要だと考えています。
 市内には外国人学校として、インターナショナルスクールと朝鮮学校がありますが、地域の学校との交流もあると聞きます。さらに幅広く、交流を活発にさせるためにどのような取り組みが必要と考えますか。交流を活発にすれば、差別や偏見などといった誤解が生まれなくなり、まさに多文化共生社会となると思います。その基盤とするためにも多文化共生に関する条例があれば、豊かな国際平和文化都市としてふさわしいと考えますがどう思われますか。

NL70 最終号となりました 2023/3/13 
なんと20年は速いことかと思っております。2003年の地方統一選挙での初当選から、5期連続、選んでいただきました。50代でがん宣告をうけ、2回の手術と6クールの抗がん剤治療を受けた身でしたが、再発もなく無事に務められたことはありがたかったです。

また、在宅医療・訪問看護をする現場のなかで疑問に思うこと、解決したいと思うことがたくさんありました。それが、政策のなかで生かされたことはなによりもやりがいのあることでした。

ただ議会では女性議員が圧倒的に少ない現状があり、世の中半分が女性であるにもかかわらず、政策決定の場に活躍できていない課題があります。これからも女性議員を増やしていかなければならないと思います。

さらに議会改革もすすめる必要があります。議会では決議案はひとりで提出できるので、60年ぶりに辞職勧告決議案を提出したこともあります。しかし、今回の大買収事件で広島市議会が「辞職勧告を何度も提出した稀にみる議会」になってしまったことは、とても残念なことです。

★議員報酬の削減、費用弁償(交通手当て)の廃止をずっと訴えてきました。費用弁償の減額はできましたが、いまだ、廃止には至っていません。

今回は11人の議員が引退しますので、おおきく議会勢力が変化していきます。どのような変化になるのか…心配でもあり、期待もあります。新しい議員には活発な意見をかわして議会の活性化をはかっていただきたいと思います。

私の任期は5月1日までです。受取を拒否し続けていた費用弁償などはすべて法務局に供託してあります。それは機会をみて、市民の皆さまの税金なので、返還いたします。

 2023年の新しい年を迎えました。 2023/1/18  
 ことしはウサギ年です。私は年女でもあります。

消防出初式にはじまり、七草粥を食し、成人式も終わり、1月もあっという間に中旬です。
議員は年賀状も出せません。公職選挙法にふれるのです。しかし、お年玉年賀はがきで市政報告を発行するのはOKです。なんだか腑におちませんが。

 ともあれ、今年は市議会の選挙がある年なので、議員は挨拶まわりなどで、慌ただしく過ごしています。
 私は、2023年の地方統一選挙は出馬せず、若い人にバトンを渡すこととしました。71歳(いやー、そんなお年には見えません・・といわれニンマリ)しかし、老眼、物忘れ、膝痛などがあります。議会第1号のコロナ感染の名誉?の体験もしました。
 デジタル社会が加速度を増して進みますし、ここは若手の出番です。任期は5月1日までです。最後までしっかり、きっちり仕事します。


   
 お正月の飾り  宮島弥山大本山大聖院

 コロナ第2弾
2022/11/26 
◆11月21日(月)◆
 インフルエンザワクチン接種後、ちょっと身体がだるいのかなとおもっていたら、少しずつ、鼻水が出始めた。今週にはコロナワクチン5回目接種予定で予約もしている。念のため、抗原検査をしておこうと検査すると「陰性」。会議にでて帰宅する。
 しかし、なんだか、寒い・・熱が出る前の悪寒戦慄だ。これはいかん。夕方5時前に迅速PCR検査クリニックに滑り込む。コロナ陽性!2回目だ。4回目のワクチンワクチン接種からほぼ4カ月後、5回目のワクチン接種予定の5日前・・・ワクチン接種での効果は3から4カ月というがその通り。39度の熱が出た・・・・内服開始。

11月22日(火)
 中区保健センターから電話、健康観察とこれからの連絡方法の説明がある。問診で自宅待機と決定。その時点で家族は自宅前のホテルへ。外出禁止の私を気の毒がって、自宅で自由過ごせるようにとの粋な?はからい。ありがたい。
 厚生労働省のMy HER-SYSの入力をということで、メールの指示通りやってみる。メールアドレスを入力すると確認コードが送信され、6桁の数字をさらに入力するという手順だ。しかし、何回も6桁数字をいれても確認の期限が過ぎていると拒否、これを相当繰り返しやってみるものの埒があかない。県からもメールがくる。入力をしてくださいメールなのだが・・どうしたらいいの??

◆11月23日(水)◆
 メールができないから電話してみようと思っていたところ、うまいタイミングで中区保健センターから電話。厚生労働省のMyHER-SYSの不具合を訴え、電話の音声ガイドですすめることに決定。
 内服効果あって、解熱。37度台へ。しかし、咳とのどの痛みは続き、声がガラガラ。ポカリスエット、バナナが手元にあればよし。ここは安静でじっとがまん、サッカーより、安静をと睡眠をとる。

◆11月24日(木)◆
 熱36台に落ち着き、酸素飽和度97%、ほっとする。解熱鎮痛剤カロナールを内服しないでも、平熱で安定。咳はまだあるが、回数は減少している。ところが。。。である、食事の用意をしながら、なんだか匂いがしない!嗅覚喪失?香水をまいても、全く匂わない。
 味覚はまだあるが、すこし、鈍化しているのが心配。
 突然、香のない世界はこんなんだと不思議な感覚世界に放りこまれてしまう。まさに消臭剤不用の世界。あした、味覚が喪失したら・・日常生活が、影響をうけまくってくるということだ。コロナ恐るべし。

◆11月25日(金)◆
 熱も平熱36度で安定、酸素飽和度97%で回復傾向。
 朝食前におそるおそる蜂蜜と梅干を口にいれると、なんとなにも味がしない!味覚もなくなった。嗅覚と味覚のダブルパンチ。こうなる機序を国は研究し、説明解明してほしい。
 厚生労働省の音声ガイドの健康観察コールがある。しかし、もたもた入力していたら、途中で切れた。また、かかってくるかなと待っていたがかかってこない。自宅療養で容態が悪くなってしまったら、ひとり暮らしはだれが発見するのか。体制はどうなっているのか、再点検がいるのかと考えていたら、広島県から、夕方、5時すぎに「健康観察でーす」と確認電話。どうにか体制は維持しているのだと少し、安心。

◆11月26日(土)◆
 36台の平熱、酸素飽和度97% 咳はいったんせき込むとしばらくエヘン、エヘンが続くが、まえに比較すると格段に回数が減少。朝、9時には県のセンターから、健康観察の点検があり、「きょうが開放日となっております。」,夜12時で外出OKが決定となる。
 しかし、3日間は、用心してくださいと説明がある。2月の罹患時は、大騒ぎ状態で、いつの時点で解放とするかで県、市の認識が異なる解釈があり、どうなるのかと気をもんだ経験がある。今回は、はやめの解放となったが、だったら、以前の10日間はなんだったのかとなる。
 課題として残っているのが、コロナ後遺症外来である。コロナ後遺症外来は、広島市では、吉島病院が設置している。
 今回の嗅覚、味覚障害はまったく電気がきれるがごとく突然おこる。これをどう回復させるのかが課題で、友人のすすめで、アロマの嗅覚トレーニーグをし始めたので、これでうまくリカバーできればと期待している。

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 旧統一教会と地方議会 2022/11/20 
 新聞を開くと旧統一教会の報道が毎日、かなりのスペースを使って、書き込まれています。最近で一番、仰天したのは高額献金もですが、こどもを養子縁組として、他家族に渡しているということでした。745人も全国にいるということでしたが、どんな人生なのか胸が痛いことです。
 市民の方から、広島には「旧統一教会はあるのか」と良く尋ねられます。「あります」とこたえますが、「東京の建物がよくニュースででるので、東京だけのことかと思った」という思いこみがあるようです。広島市の中区、土橋町に「世界平和統一家庭連合 広島家庭教会」があります。全国津々浦々同じことがおこっているのだという認識が必要です。
 国会で、被害者救済法案が練られていますが、いまだ、与党・野党で調整をしている状況です。法案を提出し、可決するには時間が必要です。しかし、このように法案作成し、法律を立案することこそが議員の権能に一部であります。一刻もはやい解決にむけての政策を望みます。

 国際NGO平和首長会議総会が広島で開催 2022/10/24 
 10月19日、20日の2日間総会が開催されました。世界各地から、そして日本の加盟市町から参加者がこられ、平和公園内にバスがずらりと並びました。
 コロナ感染者が減少し、海外渡航も緩和されるなか、外国からたくさんの関係者が来られたことは幸いでした。コロナがもっと深刻に拡大したら、開催は難しかったと思います。
 ウクライナ侵攻があり、各国の代表者は、核廃絶についての具体的に行動をおこすことの大切さや身近な市民社会のなかで、平和文化を浸透させることが大切であると真剣に訴えていました。
 次世代にどう平和を継承していくかというシンポジウムで、ユースピースボランティアと東京で核廃絶のとりくみを学生主体で(国連などに行き)行動している団体の「若者の役割として」のプレゼンに希望を感じました。
 レセプションで、ノルウェーのオスロ―市(首都)の女性市長さんと名刺交換し、すこし、お話ししました。和紙のおりづる再生紙のわたしの名刺を関心をもって触っていましていましたが、オスロ―市長さんの名刺は活字と点字の2枚つづきの名刺でした。さすが福祉にも力をいれている国だからだと感心しました。

     

シベリア抑留体験をきく(WFC主催) 2022/9/27 
  30年前、シベリア抑留を体験された男性を受け持ち患者さんとして、訪問看護したことがあります。
 短い訪問看護のなかで、血圧測定、内服確認、身体チェックなどであっという間に時間が過ぎます。つらかったことなどたくさんあったと思うのですが、結局時間がなく、次の訪問もあり・・で、何も伺うことがないまま、その患者さんはやがて入院され、そのまま亡くなられました。あの時、時間をとって、どんなことを伝えたかったのか、十分にお話を聴けばよかったと後から後悔したことがあります。

 今回、シベリア抑留のことをしっかり聴いておこうと参加しました。語り部は末広一郎さん、97歳です。

 60万人がシベリアに送られ、亡くなった人が約6万人。過酷な極寒の大地での労働でたくさんの犠牲者がでました。極度の栄養不足、医療品不足で多くの人が亡くなっていく様子を、ご自身の経験をとおして語られました。満蒙古開拓団に応募すると親孝行ができると信じ、満州に20歳でわたり、終戦となり、そこで、ソ連軍に拉致され、シベリアへ。抑留中、日本人の軍人幹部が戦争中の位を主張し、つらい仕事を位が下の兵におしつけたり、食事を奪い取ったりしたこと、結核になり、ひとりで大雪のなかを診療所へ歩いていったこと、森の大木を切り、運んだこと、300キロも鉄道敷を猛吹雪のなか工事したことなどなど・・生き残って帰国できたのは、ただただ、日本に帰って、お母さんに会いたい一心で、がまん、がまんをしてきたことだったと、話されました。当時の50万もの人に関する資料がロシアに残されており、帰国できていない遺骨はまだ、半分も残っているそうです。

 末広さん自身も1994年にシベリア訪問されました。

 国は、1991年に遺骨収集を開始し、2003年にDNA鑑定を始めました。、2019年にわかった取り違え遺骨336柱を厚生労働省が放置し、公表していなかったことを末広さんは怒っておられました。いまだ、極寒のロシアの大地に日本人が多く眠っていることは悲しいことです。最後に、ウクライナへの侵攻報道をみるにつけ、戦争は絶対してはならないと強く、強く訴えられてお話は終わりました。

 1時間の語りは、やはり実体験者の言葉の重みがあり、胸に響きました。しかも、これから、体験を当事者からきくことができない時代になっていきます、、、どう伝承していくのか課題があります。

こども図書館移転、撤回!となりましたが・・・ 2022/9/23 
 こども図書館、中央図書館などを駅前のエールエール館に移転させるという案を市長が提案していましたが、議会でもたくさんの異論反論がまきおこり、市民意見(パブリックコメント)は300件を上回る数が集まり、議論白熱。しかも反対の意見がほとんどでした。その事実を突きつけられ、ついに、「子ども図書館移転」は撤回しなければならない事態になったわけなのです。

 市民のチカラはすごいと思います。諦めず、じっとがまんしながら、議会のなかでロビー活動をされていましたので、その成果があったと思います。しかし、これから中央図書館などの移転が残っています。「こども図書館は残した」だから、「中央図書館はエールエール館へ」という思惑を感じるのは私だけでしょうか。よく答弁や説明に使用されるのは、「広島都市圏、利便性、先進的」等などという言葉です。

 図書文化を語る言葉はありません。はじめから、どんな図書館にするのかその基本の考えがないまま、場所ばかりにこだわって前にすすめようという姿勢にまったく情けない!!こんなことでは広島はよくなりません。市長はいったいなにを考えているのでしょうか。

 まだ、まだ、図書館はじめ青少年センターなど課題は続きます。がんがん、質問していきます。

 国葬反対の論をのべました!否決・・・ 2022/9/16 
 9月議会初日、国葬反対の意見書提出のために趣旨説明しました。
 そのときの原稿です。ご一読ください。同日、弁護士会からも国葬反対の表明が出されていました。

  無党派クラブの馬庭恭子です。
 意見書案第21号 安倍晋三元内閣総理大臣の国葬中止を求める意見書案について、趣旨説明を行います。
 お手元に意見書の案文がありますが、補足しながら、説明いたします。
 岸田総理大臣は、安倍元総理大臣が銃撃をうけた7月22日から、2カ月後の9月27日に内閣決定で国葬とすることをいちはやく表明しました。

 時代をさかのぼると国葬は、1926年(大正15年10月21日)に国葬令(大正15年勅令第324号)が公布され、国葬の規定が明文化されました。しかし、戦後、現憲法が施行された、1947年12月31日をもって、国葬令は失効となり、国葬に関する法律の規定は現在、存在していません。

 国民から、国葬を行う法的根拠がないこと、さらに国葬を国費でおこなうこと、そして、国会で議論さえしていないことへの批判をうけ、岸田総理大臣は、閉会中の審査に応じ、改めて説明をおこないました。
 そのおり、国葬の法的根拠として、内閣府設置法第4条第3項33号を示し、説明をしましたが、この条文は、皇室典範第25条で決められている「大喪の礼」などの儀式を内閣府が執行する規定です。また、国葬の費用を予備費でまかなうことは国会での議論をとばすことになります。しかも、当初2億5000万円と説明しましたが、途中から16億6000万円となることが明らかになりました。

 国民を代表する国会での議論、議決がないまま予備費を使うことは財政民主主義に反することです。そして、国葬にともなって、国民に弔意を強制しないことを改めて強調していましたが、地方自治体では半旗はじめ弔意をどう表明したらよいのか混乱が生じています。

 この9月9日から3日間、全国の18歳以上を対象に行ったNHK世論調査では、国葬を評価しないが57%、評価するが32%という結果がでています。くりかえしになりますが、今回の国葬問題は、「国葬にかかわる法律がないにもかかわらず、法律を執行する行政権を担当する内閣が、存在しない法律をどう執行するのか」という法学者等の批判にすべてが集約されていると思います。日本は法治国家で、3権分立があることをわすれてはいけません。ご賛同をよろしくお願いします。

 地方議員も旧統一教会と接点が、、、やはり。 2022/9/11 
 自民党の旧統一教会との接点を問う、国会議員へのアンケート結果が公表され、179人という人数が報道されました。

 広島の政界にも首長、県議、市議にも浸透していました。教団が巧妙に政治家に近づき、また、政治家もそれをよしとした関係があったということです。市議も県議も想像していた議員が教団との関係をもっていました。共通点は、自民党ということはもちろん、右寄りのスタンスの方々ということです。
 イベント参加するときは相手側がどんな団体か認識していくべきだと思います。一方「認識がなかった」ということは本当にそうでしょうか。知らないわけがないとおもいました。

 いずれにしても、統一教会とのつきあいがあったかどうかは、来年の統一選挙時に有権者の選択の条件には加味されると思います。いままで選挙も当然、応援してもらってだろうし、つぎはどうなるのでしょうか。

 接点をもつと離党しなければならないというお達しがでているということですから、票が減る議員もでてくることになるのかもしれません。

  白寿100歳以上の高齢者が年々、増えています。 2022/9/11 
 今年、100歳に達する高齢者は385人です。広島市全体では、1090人となりました。10年前と比較するとほぼ1.6倍です。最高年齢は、なんと111歳の女性です。男性の最高年齢は105歳です。平均寿命は男性81.64歳、女性87.74歳。平均寿命の差と最高齢者の差が6歳!なんと不思議な一致。女性は長寿で強い!

 図書館プロジェクトの講演会にいってきました。 2022/9/11 
 広島市が提案した広島市立図書館の駅前テナントビルへの移転に反対する市民グループが主催して講演会がひらかれました。120人の会場いっぱいで、絵本作家の浜田桂子さんが「ひろしまから世界のこど図書館へ」と題された講演をされました。「子どもの文化の場としての図書館を考えること」、「ひろしまには平和という大事な伝承があるので、それをわすれてはいけない!」と強調されました。そのテーマ沿った実際の絵本の紹介や海外のこども図書館のお話をされました。
 このようなイベントを準備し、やり遂げる市民のチカラがすごいです。

 旧統一教会は地方議会にも手を伸ばしている・・・・ 2022/8/7 
 私がかつて大学生だった頃、統一教会の活動は知れ渡っていて、原理研究会なるものが某国立大学内にあることも承知していました。当時は、本通りを昼間、歩いていると、「神様のお話をビデオで観ませんか、カレーライスも出ます」と真面目で感じのよい男性が女性に声をかけてくるのです。反対に男性には女性が声をかけるといったものでした。
 夕方になると「アンケートに答えてください」と呼び止められたりもしていました。消費者生活センターにかつて勤務していた友人は、当時、霊感商法に犠牲になった相談が数多くあったこと、また、いまも続いているだろうということは推測がついていたと語っていました。

 地方議会の議員と旧統一教会との接点が中国新聞で報道されていましたが、私はこれだけではないと思っています。もっと数多くの議員に接点があると。「知らなかった」では済まされないと思いますが、どの議員も「知らなかった」とは。
大買収事件で辞職した議員のなかにも接点がある人もきっといるに違いありません。
 議員として、「調査能力」にかけると同時に「票になればそれでよいのか」と問いたいです。大買収事件といい、旧統一教会といい、全く自民党はどうなっているのでしょうか。わたしは宗教が仮面をかぶって、権力に近づき、コントロールしようとしてはならないと思います。しかし、国においても、地方においても「ヒタヒタ」と「じわじわ」と政治家に取り入り、食い込み、身近な政策に影響を与えていることに恐ろしさを感じます。
 フランスではカルト宗教として176団体が指定され、国民に注意喚起しています。日本でもオウム真理教に解散命令を発令したように、徹底的な調査と対策を強くすべきです。

 国会議員、地方議員も旧統一教会と関連? 2022/8/24 
 安倍元首相の襲撃事件に端を発し、たくさんの政治家と宗教団体とのかかわりについて、疑義が次々に生じてきました。なんといっても国会議員の言い訳けに驚きました。何十年も付き合いがあるにもかかわらず、「関連があるとは思わなかった・・」と国会議員が説明するということは、「私には調査能力がない」といっているようなものです。
 岸田内閣はじめ国会議員で旧統一教会との接点がある人は106人、しかも8割は自民党であるという事実・・選挙応援をしてもらっている、票を束ねてもらっているということなのでしょう。
 社会がどんどん変貌してきているにも関わらず、自民党の政策などは古めかしい価値観に支配されている感がぬぐいきれなかったのです、、合点がいきました。旧統一教会の教義に近い発想になっていたのでしょう。
 手を切れない関係を維持しつつ、自分の利益しか考えない、国民を置き去りにしている国会議員に政策を任せてしまっているということが明確に理解できました。これから、地方議員にもその関係があきらかになってくるのかと思います。

 77回目の原爆の日 2022/8/15 
  猛暑のなか、8月6日に平和記念式典が行われました。今回は、安倍元首相銃撃事件後初めての大きな式典ですから、要人警護の数は例年より、はるかに多く、「見せる警護」という手段が使われていました。何事も起こらなかったことがなによりです。
 松井市長の平和宣言、以前より、核禁条約に対しての姿勢が少し明確になってきたとおもいました。一方、長崎市長の田上市長は明確に「戦争をしない」と決意した憲法を持つ国、「北東アジア非核兵器地帯」構想という言葉をはじめ、そして、核禁条約の署名、批准に強く言及しました。
 さて、式典前に被爆者の方のビデオメッセージが流れます。今回は19人の被爆者が登場されました。そのなかに式典直前の7月30日に亡くなられた韓国原爆被害者対策特別委員会委員長の李さんの動画がありました。わたしもその動画をみながら、式典開始を待っていました。しかし、その動画の裏に、李さんの悔しい思いが隠されていたなど思いもよりませんでした。なんとそのメッセージ動画の原稿の一部が市当局によって削除されていたのです。フリーの記者の宮崎園子さんの記事にその経緯が書かれています。
https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapannews/hiroshima2022
本人の原稿から、削除されたのは「切り捨てられ」の六文字でした。外国人として、長い間援護をうけられず、苦しんできた人生でまさに「切り捨てられた時間」があったことは事実だと思います。岸田首相はじめ諸外国の要人などに、市役所の役人が「忖度」したのでしょうか。

 国葬にしていいのでしょうか? 2022/7/25 
 安倍元首相の葬儀を国葬で行うことを岸田総理が記者会見で発表しました。長期にわたる政権運営など評価に値するという説明でした。「殺害された」事件は重く受け止めなければなりませんが、森友、加計、桜の3つの問題が残されたままで、この先どうなるのか、決着はみえてません。なにも説明しないまま、だれも責任をとらないまま、少しづつあきらかになってきていることもすべて、「おしまい」にするのでしょうか?
 国葬にした人がその後、やはり、不適切であったということが明らかになったとき、どう対応するのでしょうか。
 自民党は8月召集予定の臨時国会で安倍元首相への追悼演説をすることを調整しているということです。(現職議員が死去した場合、本会議で追悼演説が行われるのが慣例となっています)
 国葬というのは国費で施行することなので、国民の血税です。反対意見も署名活動もおきています。国民の意見をきかないまま、国葬の決定をし、9月に行っていいのでしょうか。

 三上えりさん、参議院選挙当選! 2022/7/13 
 以前から、参議院に女性をと考えていました。三上さんは無所属候補でしたし、以前から、知っている方でしたので、ぜひ、当選をしてほしいと熱烈応援してました。獲得は約26万票で、ほぼ予想どおりでした。
 組織選挙ということもあってか、あっというまに当確がでることにびっくり。市民ボランティア選挙とは全く違います。広島県は広いので、選挙活動も大変です。時間があれば、もっとまわることできたと思いますが、ともあれ、広島から、女性の国会議員が誕生しました。嬉しい限りです。
 これからの6年間の活動を支援してまいります。

   

 安倍元首相、凶弾に倒れる 2022/7/13 
 前代未聞の事件です。
 だれも予想できないことではありますが、警護体制の不備を問われてもしかたがないと思います。素人ですが、後ろをまもることは当たり前だと思います。
 さて、安倍さんは、自分に起きたことをどう思うかなどすでに語れません。本当に許せない出来事です。
 今はただご冥福を祈るのみです。

 6月議会が終わりました・・費用弁償廃止案 否決!! 2022/6/19 
 「恥を知れ」と叫びたくなる結果でした。
 6月議会で、お手盛り報酬といわれる費用弁償の手当(交通費のようなもので、距離に応じて5000円と8000円が議会に出席するたびに、一日ごとに支払われます)を廃止しようという議員提案の議案が、なんと否決!!本当にがっかりです。
 20の政令指定都のうち、すでに廃止されている都市が11、あとは交通費実費や3000円が上限と決定されています。広島市の費用弁償は20都市のうち最高額で、年間合計2000万円余りが支払われています。
 議員になってから20年、もう、何回も費用弁償廃止案を提出しましたが、その度に否決、否決、否決の嵐・・・今回も否決。

賛成した議員名(敬称略)
公明党:渡辺、西田、碓氷、川村、川本、石田、田中、並川
共産党:中森、中原、藤井、近松、吉瀬
ひろしま清風会:永田、森畠、竹田、定野、桑田
無党派:馬庭

反対した(否決した!!)議員名(敬称略)
自民党市民クラブ:中本、碓井、山田、谷口、八条、母谷、三宅、宮崎、山路、平岡、椋木、水野、川口、三宅(朗)、西佐古
自民党保守クラブ:三宅、谷口、木島,元田、平野、石橋、金子、木山、
市民連合:若林、大田、山本、山内、岡村、山下


欠席した議員名(敬称略)
藤田、伊藤、児玉


 どうしても理解できないのが、共産党以外の野党系の議員が反対したことです。ずーっと、否決するのです。弱い人の味方なのではないのですか?物価もあがり、賃金も年金も下がってきているのに、自分の利益を優先しているようにしか感じられないのが残念です。市民の目からみたら、保身としか思えません。

 ウクライナ支援金は予備費から拠出と決定 2022/6/2 
  会派幹事長会議で広島市に申し入れを行った支援金が予備費から拠出されることになったという結果報告がありました。つまり、皆さんからいただいた税金1000万を国際赤十字社をとおして、ウクライナに寄付をするということになったのです。わたしは以前より、税金を動かすには、いくらなんでも議決がいるのではないかと発言してきましたが、議決なしで、結果は予備費から。しかも、広島市と広島市議会の連名で寄付をするということです。
 東北大震災のおりは、市議会議員がそれぞれ自腹で各自10万円をだして、550万円を寄付した経緯があります。
市民のみなさんも個人や職場で、すでに寄付をしているかたも多いのではないでしょうか。広島市もすでに募金箱を設置いています。
 市長が議会側からの要望を聞き入れたということなのですが、はじめからそうすることが市長と議長のなかで、暗黙の了解ではなかったのかと・・・・。ウクライナ支援はこころから、支援したいと思っています。だからこそ、簡単に予備費から拠出するのではなく、議員みんなが街頭に立って、募金をあつめ、金額はすくなくてもそういった取り組みをすべきだったと思います。

 沖縄「復帰」50年・・何が変わったのか。 2022/5/15 
  5月15日は「沖縄復帰の日」です。
 1972年から、半世紀を迎えます。私は当時、大学生でした。パスポートがなくても沖縄に行けるようになったこと、岩国にも基地があって基地反対活動が行われていること、ベトナム戦争反対運動、そしてベトナム戦争の終結などが思い起こされます。けれど、個人で、沖縄の実態は知ることはほとんどなかったと記憶しています。復帰後は様々な情報がはいってきはじめ、いまはSNSはじめ、リアルタイムに情報が把握できます。

 今回、当日に開催された「アメリカ世は終わったのか」ヒロシマ集会に参加してきました。沖縄県人会の方はじめ、遺骨土砂を使わせない南部土砂問題を考える会、弁護士など様々な立場のかたから、意見が述べられました。まったく、戦後は終わっていないと改めて思いました。

 復帰に伴い、沖縄は、ドルが円になり、車の通行が右から左になり、人口は97万人が143万人、入域観光客数は44万人が641万人と変化しましたが、変わっていないのは、「日米地位協定」による沖縄はじめとする米軍基地の地域の負担です。復帰後の米軍航空機関関連事故件数は826件(2020年12月末)犯罪検挙人数6019人(2020年12月末)、なんと夥しい実態でしょうか、それも日本側に検挙できない、事故の検証すらできないという協定の内容は、見直しが必要と強く思います。

 補選の投票率が低調! 2022/4/27 
 広島市議会議員の大買収事件で辞職したために、補選選挙がありました。安芸区と安佐北区です。

 わたしは「政治とカネ」が問題であり、有権者がどう判断するのかと期待していました。しかし、蓋をあけてみるとなんと、投票率は、安芸区は20%、安佐北区19%と低調で、いずれも若手、新人、つまり、年齢の若い候補者が当選するという結果でした。
 この2つの補選には、当然ですが、税金が使われています。安芸区は6606万6000円、安佐北区は8932万7000円という金額です。民主主義のコストとはいえ、これだけの金額が辞職にともなって、消えていくことは残念です。市民の方から、「辞めた議員にはらってもらうわけにはいかないのか」という問い合わせがありました・・・・気持ちとしては、理解できます。

 なぜ、このような低調がつづくのでしょうか。私は政治不信だと思います。市民が、もう信用できない、投票してもなにもかわらないと思っているのではと。年齢は重ねていても新人で清廉潔白な女性候補もいるのにと残念です。また選挙期間中にコロナ陽性になった候補の場合、演説をすることもなく、ウグイス嬢が名前の連呼するだけでした。それでも当選するということは、どういうことなのか、、、、、なんとなく合点がいきません。

 ウクライナ侵攻と平和への行動 2022/4/14 
  毎日、テレビ、新聞などロシアのウクライナ侵攻のニュースが連続で報道されています。映像を見ているだけでも現実におこっていることと信じられない画像が飛び込んできます。当事者でなくても心が折れそうになります。

 また、どうしたらよいのか、なにかできることをしなければ・・・私は自宅の窓にウクライナ国旗を掲げ、ベランダには黄色と青のリボンを結んで平和公園からみえるようにしています。そして、募金箱をみると気持ちをいれていきます。なにかをしなければと思うのはわたしだけではないでしょう。

 今世紀においても、世界のどこかで、戦争がおきています。以前はその戦争の詳細をすぐには知ることはできませんでしたが、ウクライナ侵攻はSNSを駆使し、現場でなにが起こっているのかが、時間差なく、まさに<いま、そこにおこっていること>が手にとるようにわかります。

 この真実に目をそむけてはいけません。議会としても行動をおこすように働きかけてまいります。



 ウクライナ侵攻とヒロシマ 2022/4/3 
   もう、全く今世紀にこんなことが起こるとは。プーチンは本当に怖い。軍事評論家ではありませんが、毎日報道をみていると「国を守る兵士の士気」と「インテリジェンス支援」どちらもウクライナが優位に立っているように思います。

 サイバー攻撃をふせぎ、ウクライナのための確かな情報を提供することで、戦争を優位にすすめる手法には世界の30万人が参加しているということです。銃をもたないもうひとつの戦争がおこっているということに驚いています。

 また、プーチンが核使用を口走るという怖さ。ヒロシマとしては黙ってはおられません。岸田総理は「広島出身の~」というフレーズが最近増えてきました。あのアベ元首相が「核の共有」を口にしたことをはっきり否定した時も「広島出身の~」フレーズが出てきました。

 ヒロシマとして、なにができるのか、原爆ドーム前でウクライナ人主催のサイレントスタンデングに参加しましたが、もっとできることはないか、募金も個人的にはしていますが・・議長は広島市と広島市議会とで募金をという案を考えて欲しいと。

 神戸市においては「現金1000万円」を神戸市と神戸市議会の共同でユニセフに託したとのことです。広島市にしても広島市議会にしても「ヒロシマ」の意味づけをしておかねばなりません。なんといっても税金でもあるのですから。

 辞職ドミノと辞職勧告の連続  2022/3/27
  買収事件に伴ういやな物語が続いてきましたが、辞職議員がひとり、ふたりと増え、議員数が少なくなっています。すでに、議会を辞職した議員は、6名。裁判をすると記者表明した議員は5名、記者表明はしていない議員が1名。前代未聞、県と政令指定都市で起こった買収事件が、徐々に最終章にむかっています。

 この次どうなるのか、辞職した議員の補選があり、安芸区はすでに終了し、若い元市職員が当選しました。次は、安佐北区の補選が4月になると始まります。普通の感覚をもった市民派の議員が増えるとうれしいです。

 予算特別委員会の最終日には辞職勧告が提出され、(いままで否決されてきましたが)ついに可決しました。もう、そんなところまで来たということですが、ずい分まえから、辞職勧告案に賛成の意を示し、起立していたわたしは<遅い!>と思います。

 コロナつれづれ日記  2022/2/25

この度は、コロナ陽性ということで、発症日から10日間の宿泊療養をすることになり、24日に療養を終了いたしました。皆さまにご心配をおかけし、また、お励ましのお声かけいただきましたこと、感謝申し上げます。

なにかの役にたつこともあるかと書留ました。

<2月16日(水)>

 なんと自分が「コロナ陽性」なるとは・・・。自身のコロナ感染に、合点がいく人はあまりいない。なんで、どこでと誰にあったとか過去の行動を振り返り考える、考える、考えてもわからないのがこのオミクロン株の感染力のすごさだろう。
 さて、私は子どもの時からおしゃべりなので、マスクは苦手であることは間違いない。しかし、感染防止のためと相手もいることなので、そこは慎重にしていたし、手洗い、消毒も。トイレには自分用のペーパータオルも用意し・・議会のなかでも手すりやドアノブ、出退表のボタンまでアルコールで自ら拭いていた。
昼食も机で他の議員から離れて、個食していたし、無論、会食も出席していない。公人ということで、感染したら、名前は公表するという議会の申し合わせがあることは知っているので、「感染第1号はいやだなあ」と内心思っていたのだ。ところがである。
 前日の15日、議会は開催されていた。予算特別委員会もすでに予定が組まれているので、いつもは夕方5時すぎまで調べものなどしているのだが、「体がだるいな、のどが痛いな」と夕方4時すぎには自宅に自転車で戻った。「疲れなのかなー」と思いつつ、熱をはかると37.6度。「あれー、これは!」とここからは、行動が早い。すぐに3回ワクチン接種したクリニックの医師に相談し、千田町の夜間急病センターで医師の診察。ここでは熱が38度超えていて咳も出てきて、その後、PCR検査。コロナ陽性に備えて、冷凍食品を連れ合いが買い出しに、自宅にはいざというときに備えて、備蓄(米、餅、缶詰め、インスタントラーメンなど)があるが、10日間は短いようで長い。
 本日、16日の午後には陽性と判明。保健所から積極的疫学調査として、聞き取りがあり、その後、医師の判断で「宿泊療養」と決定。
 そこから、議会事務局はじめ、様々なところへ連絡調整する。これが、情報伝達の難しいところ、あれこれ連絡し、説明し、電話し、確認しを繰り返しながら、スーツケースに必要物品(広島県のHPに宿泊療養の手引きを参考)詰め込こむ。「さて、ホテルはどこかな」「○○ホテルです」「えっつ、すぐ近く。歩いていきます」「だめです、ホテルに連絡し、車で送ることになっています。」自宅に白いワゴン車が到着し、ゆっくりとホテルの裏口に到着。ホテルから、全身防護服の男性がでてきて、案内される。なかでエレベーターに乗るまでに受付があり、そこで宿泊療養のオリエンテーション(しおりと体温計、酸素飽和度をはかる機器など)と同意書に記入し、ルームカードを受け取り、部屋にはいる。外は真っ暗、階下には車のランプが光るのみ。
 誰にも会わない日々なんて、経験したことない・・・せめて、仕事として、一日、一日を記録に残すぞと固く心を決めたのでした。

<2月17日(木)>
 7時30分に「ピンポンパンポーン」の音がなり、「おはようございます。健康観察時間です。体温と酸素飽和度をはかるお時間です」との連絡。
 スマホでQRコードから、アプリを開き、自分で体温はじめ症状など30項目を入力し、8時までに送信することになっている。8時になると例の音と館内放送。「お食事の時間です。8時30分までに受け取りをお願いします。かならず、マスクをつけ、ルームカードキイを忘れずに持ち下さい。」
 同じ階の1室に資材部屋があり、そこには、水、ジュース類、インスタントコーヒーなどキツネうどんなどがおいてあり、弁当はクーラーボックスの中にいれてある。ボックスを開けると弁当4つ。4人?もっと多いのかと。20部屋の階に4人、他の階に一対何人いるのだろうか。と考えても、当然、わからない。
 部屋に朝食弁当をもちかえり、インスタント味噌汁に湯をいれ、ひとり食す。食べ終わるころ、内線電話で看護師さんの声。「お変わりありませんか。」安否確認でORコードで読み込んだ項目に入力し、送信した健康観察記録をみながらの声掛けである。長話できず、「はい、はい、熱でていません」で終了。
午前中は、携帯メール、電話によるお見舞いコールがつづく。ありがたい。こんなに心配してくれる人がまわりにいるなんて。と感謝、感謝。
 昼12時、また、「ぴんぽんぱーん」で昼食弁当。食べながら、考える。「待てよ。この繰り返しが続くわけ?これでよくなるのかなあ。」夜間救急センターで処方された薬を見直ししてみる。咳止め、解熱剤、葛根湯、どうなんだろう。テレビでも新薬報道されていたし、ワクチン接種したときの医師も陽性の時は、特定承認された新薬があるといっていたなあ」さっそく、スマホでコロナ新薬「ラゲブリオ」を検索。困ったときの内線で看護師さんに相談してみる。「新薬を内服してみるのはどうかと思うのですが」「ここでは、新薬は出せないんです」「ではどこで」「県の窓口に電話番号は〇○でーす。」という返事。「えっつ、療養者のわたしが電話するというわけ?」
 県庁の窓口あてに電話すると男性職員が対応。「コロナ新薬について相談したいですが」と、「それは次の電話番号にかけてください。いいですかー。○○○です」「はーはー、業務を委託しているんだな」と次に電話する。「新薬のことについて、宿泊療養しているものなんですが・・」担当者は「宿泊?お待ちください」しばらくして、次の担当者がでてきて、「かかりつけ医から処方してもらってください」「かかりつけ医が新薬をだせるんですか?」「かかりつけ医が新薬をもっている薬局と提携してれば出せます」「かかりつけ医が提携してなかったら、どうすればいいんですか?」「ちがう医師に相談することになります」「ちがう医師はどうやってさがすのですか」「こちらでオンライン診療します」・・「はじめから、そういってくれればいいのに」保険証番号、生年月日など伝え、連絡待つこととなる。
 オンライン診療は予約制。しばらくして、医師から電話がかかり、テキパキ問診。高齢者、基礎疾患あり、軽症という条件で新薬が処方されることになる。内服するには「同意書」がいるので、自宅におくられ、署名しておくりかえしてほしいとのこと。副作用の説明はより丁寧となり、「いいですか。下痢、嘔吐、吐き気、めまい、頭痛、皮膚症状(赤い斑点、皮膚のはれなど)がでることがあります。このことをよーく理解してくださいね。そのうえで、内服するということになります。よろしいですかね」と医師は念を押す。「なるほど、抗がん剤の副作用と似ているな」と。「わ、わかりました。」と了解すると、「のちほど、薬剤師さんから説明があるので、副作用は、厚生労働省に報告されますから、そのこともご了解ください。では。」と歯切れよく切電。
 15分程度で「薬剤師です。先生からも聞かれましたね。副作用がありますので、大きいカプセルなんです。おとしよりは飲みにくいですよね。」「私、年寄りですが」「え~70歳ですよね。」「よろしいですか。水をしっかり飲んで、1日朝・夕4錠ずつ、5日間、続けて内服してください。飲み忘れても、あとで時間をあけて、内服しても大丈夫です。薬はホテルに届けますから。それとですね。20日、22日には電話してご様子を確認します。」
夕方、ホテルに薬が届いて、内服開始となる・・・。
 「わあああ、ホンマ大きいカプセル。」長さ2センチ、内径8ミリ。アメリカ製だから、つまり、体格も違うから、当然といえば当然。国産も現在作られているが、いまのわたしには間に合わない。友人にコロナ新薬「ラゲブリオ」のカプセルの写真を送ったら、「一瞬、ソーセージかと」と笑える。
この日は、この新薬獲得するために半日かかったわけです。さっそく、夕食後から、新薬スタート。ペットボトル1本で4錠を流し込む。

<2月18日(木)>
 7時半には健康観察でQRコードを読み取り、報告項目を入力。8時、ごみを捨てる。弁当受け取る。新薬内服。12時弁当受け取る。運動不足なので、部屋を歩き回る。掃除をする。洗濯をする。13時30分健康観察。15時、自分にご褒美。チョコ1個ゆっくり食べる。18時、弁当を受け取る。翌日用の必要物品、ペットボトル、トイレットペーパーなど仕入れる。夕食後の新薬内服。これからは、この繰り返し。
 テレビのニュース、コロナ関係ばかりを追跡して視聴している。全国の感染者数、死亡数はじめ、広島県も当然チェック。「あの数字のなかに私がカウントされているんだなあ。え~、埼玉市では19歳の大学生が死亡。基礎疾患なし。感染に伴う血栓なんだなあ。」北京オリンピックはもうどこかに飛んでしまった。窓辺で下を見下ろすと夕方、家路を急ぐ車列のライトをみて、「どうしてこんなことになったのかなど・・・そういえば、20年前のがん治療中もこうして窓から、ながめてたなあ。私って、人生いろいろありすぎないか。」就寝前はつれあいから、健康観察の電話。「便はでとる?」「アハ、出てないわ」「あんた、腸閉塞2回おこしてるの忘れているん。」現実に引き戻される。
 さっそく、湯たんぽ(持参)に湯を入れ、腹部に充てて寝る。「入院になったら、えらいこちゃ」コロナ陽性患者の腸閉塞手術なんて、どこが引き受けるの。出来ない。医療者から、通常医療の圧迫だとせめられるに決まってる。

<2月19日(土)>
 きょう、健康観察時の心配なことの欄に便秘を書き込んだ。「そうだ、私はコーヒーを飲むと下痢することがある」と朝食時(きょうはなんとサンドウイッチ)にインスタントコーヒーを飲んでみることにした。「出ました!でも、いつもの半分」看護師さんの健康観察記録からので電話で大きな声で報告。念のため、便秘用の薬を依頼した。
もっと出しておかないと腸閉塞がおこってしまうかも。コロナで重症化することも腸閉塞で入院することは避けたい。ニュースでも自宅療養者が悪化する、入院したくても受け入れがないと報道されていると、宿泊療養はまだ安全地帯かもしれない。
 弁当の数をみながら、3人分、他の2人はどのような思いをして部屋にいるのかな。マスホで他都市の宿泊療養はどうかと検索すると高校生の療養日記があったり、社会人アナウンサーの日記もあり、年代によってさまざまである。参考になるわ。

<2月20日(日)
 雪が降ったというメールがくる。外を見ると車列しかみえない。ホテルは密封されているので、寒さは感じないし、世間とはかけ離れた空間で生活しているので、鳥の声とか冷たい空気など縁遠い。
 朝の健康観察のコールから始まり、朝食、内服、昼食、健康観察、内服、夕食、内服の繰り返しである。
体がなまるので、その間、ラジオ体操とストレッチをいれるが、狭い部屋なので、怪我しないようにしないといけない。自宅の浴場とは違い、風呂もバスマットもないし、手すりが縦方向に設置されていないので、移動を慎重にせねばならない。滑ってコロンとなると大腿部頸部骨折だと想像をめぐらす。
 自宅なら、声をだせば、助けがくる。しかし、ここは違う。骨折すると動くことはできないので、かならず、入浴時には携帯が手が届くよう、便器のふたにタオルと一緒に置く。用心に用心して、気を張って動くので、ますます、動きがぎこちない。まさにスローモーション動作だ。
 きょう、午前は男性看護師さんから、午後は男性薬剤師さんから、電話があり、症状観察やコロナ新薬の内服状況と副作用の点検があった。電話とはいえ、顔も知らない、初めてのしかも、男性となると少し、こちらは身構える。ところが、この2人。丁寧、親切、共感力があり、対応がうまい!「ふーん、男性看護師は、増えているが、なるほど、ここまできましたか」と感心してしまった。食事の不満や便のこともちゃんと受け止めてくれたなあとこちらが納得するところに持っていく技はたいしたものです。
 薬剤師さんもしかり、新薬について、根ほり葉ほりきいてみる。新薬使用は100人あたりに4~5人程度だそうだ。医師から説明を受けて、実際に使用する人が多くないことを知った。大抵、副作用の説明で、「やはり様子を見ます」ということになるケースが多いということか。ともあれ、副作用らしいものがでていないと伝えると「そうですか~よかったです~」とほんとうに喜んでいる口調が伝わるのだ。む、む、むこのクレームおばさんを唸らせるなんて。(笑)

<2月21日(月)>
 「外は寒いよー」と電話がある。つれあいのきょうの話題は、わたしの健康状態より、もっぱら世界情勢、ロシア・ウクライナ情報に関心が高い。確かにテレビ報道であの寒空のなか、バスで避難する人たちが映し出されていた。マスクなんて誰もつけてはいない。コロナどころではない、命がけの避難である。戦争はいやだとだれもが思っているのに、仕掛けてくる国がある。悲しい出来事だ。
 広島の感染者数もすくなくなりつつあることはいいことだが、これから第7波がくるかもしれないことを考えるとどうするのかなあと考える。イギリスのジョンソン首相は、マスク規制をはずして、普通の日常生活を取り戻すと表明し、コロナによる社会経済状況を回復させるのが重要で急がれるという判断だ。
 しかし、感染という目に見えない敵と戦うのは楽ではないと思うし、なにか文化の違いを感じてしまう。
 昼過ぎには薬剤師さんから、コロナ新薬の内服確認の電話がある。「いかがですか。副作用はないですか。」「ないです」「よかったで~す」と心からの言葉に聞こえる。私もおもわず、「ほんとうにありがとうございました。」と言葉がでた

<2月22日(火)>

 朝コールからはじまり、いつものルーチンが始まる。
 きょうも外は寒いらしい。
 朝ごはん用の箱をみると3つが2つになっているところをみるとどうも1人は退所したんだなと。
とするとこの階には2人。隣部屋から、コトと音がするので、おとなりさんがいるということがわかった。
朝食後、最後のコロナ新薬を口にいれ、思い切りペットボトルの水を流し込む。今日で、40錠がすべて、体内にはったということだ。すべて、公費負担で無料である。ありがたいことです。薬の副作用チェックで、宿泊療養の看護師さんから、電話で副作用のチェック、その後、薬剤師さんから電話がはいる。
 ご無事でなりより、重症化しないでなによりと喜んでくれたのが患者としてもうれしいものだ。肺炎症状もないし、いまのところ、順調だ。
 なんとなく、ひと段落したので、部屋の床掃除、風呂掃除、割り箸などを工夫してトイレ掃除もする。
もう少しで退所だが、内服が終わったら、もうすっかり回復した気分になり、帰り風が吹いてきた。
仕事の段取りのため、電話をかけまくり、ヒアリングをするが、対面ではないので、なんだか間がぬけたかんじで、調子がでない。予算書をみながら、ころもあれもと思うが、あらあら、いつもの調子がでない・・
 といいつつ、電話をかけまくる。明日は、休みだから、市役所は閉庁。いまのあいだに予算特別委員会の質問項目に目途をつけなくては。
夕飯はきつねどんべい。なんど、きつねうどんにお世話になったことか、でも、そばも食べたい。

<2月23日(祝日)>
 天皇誕生日。あの小さかった坊やがパパになり、62歳なんて、ちょっと信じられない。温厚なお顔にも苦労が絶えないんだろうなとおもいながら、健康観察記録アプリをひらき、測定値を入力する。
 午後になると、明日の退所の説明があった。あすの9時から呼び出しがあって、医師の健康観察があり、ひとりひとりが荷物をもってホテルの裏口からでていくのだそうだ。持参してきたものは残らず、持って帰る。ぺットボトルはじめ食糧はいったん、触って部屋にあるものはみんな持って帰ること。持参したおやつ、果物は計画的に日割りにしてたべていたので、残り物はない。ベットまわりはそのままでよいとのこと。
 市内にすんでいるので、このホテルに泊まることはないがなんとなく愛着?が生まれる。10日間は感染症ということで、隔離されていたが、その期日はまもらなくてはならない。長いようで短い気もするが・・。とにかく、明日はでよう。
夕食後、せっせと片付けし、呼び出されると同時に動けるように荷物をまとめる。来たときより、荷物は減っている。体重も減っている。髪の毛も減っている。
 しかし、気持ちは前向きで、明日が待ち遠しい。

<2月24日(木)>
 朝から、看護師さんから、健康観察で、熱などの点検をうけ、9時の呼び出しを待っている。鳴った。
10日お世話になりましたと部屋に一礼をして出ていく。体温計、酸素飽和度測定器、返すものはこれだけ。
 きょうは10人くらい退所するらしい。家族の迎えの車がくるまでホテルの裏口で立っていると、5分おきに宿泊療養者がでてくる。若い人が多いように思えた。仕事をやすんだり、バイトできなかったり、大変だったんだろうと思う。話かけることもできず、戦友として、その背中に「がんばれー」とエールを送る。



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 療養生活のしおり  アメリカ製の大きなお薬    
 
 辞職ドミノはつづくのか・・・ 2022/2/12 
  広島県議会、市議会も買収事件の影響で揺れています。2月議会、3月には予算特別委員会もあり、審議もしていかねばなりません。しかし、じっくり構えて議論をする雰囲気ではなく、次はだれが辞職かなどという話や、いや、辞職はないだろう等々・・・廊下にはまだまだ、マスコミがたまって待ち続けています。

 議員自身の身分にかかわることなので、自分が決定することではありますが、検察審査会の「起訴相当」の結果は重いものがあります。

 広島市議会は安芸区の議員辞職で補欠選挙が始まります。経費は6660万円です。民主主義のルールですが、市民の税金でしはらうことになるというなんとも残念な結果です。

 それにしても首長辞職、議員辞職するのは、中山間地域の議員が多く、都市中心圏の議員に動きがないのは、有権者との距離感が違うせいなのでしょうか。

 大買収事件・・検察審査会の議決書!! 2022/1/29 
 東京第6検察審査会は、前参議院選挙での河井元議員の買収事件で、現金を受け取ったものの、公選法違反の被買収で不起訴処分になった広島県議や広島市議、後援会員ら35人を起訴すべきだとする「起訴相当」の議決をした。その1月27日付けの書類が、28日に東京第6検察審査会の掲示板に結果が張りだされる模様がテレビに映っていました。

 その日、私が仕事をしている議会控室のある議会棟の狭い廊下は記者の山です。記者は20人超えで、マイクありカメラありの取材合戦。起訴相当対象とされる議員のコメントや画像をとるためですが、実際に議会棟にいるのは、委員会がある議員と調査研究で調べものしている議員のみで、対象議員は数名しかいません。記者の数の多さに圧倒されましたが、まさに、この議決が大変重いものであることをあらためて、認識しました。

 議決の趣旨は、「起訴相当」「不起訴処分不当」「不起訴処分相当」の3つに対象議員が分類されていました。議員は公職選挙法を守らなければなりません。当たり前のことです。国民主権をまもるための重要な法律であり、議員などの公職は、厳格に遵守しばければならない義務があります。

 検察審査会の議決は市民目線で、納得がいくものでした。日本国憲法の3原則がいかされていると改めて感じることのできる決断をくだした検察審査会のメンバー11人に感謝をしたいです。本当におつかれさまでした。

*検察審査会:選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が,検察官が事件を裁判にかけなかったこと(不起訴処分)のよしあしを審査しています。

 2022年の寅年はどんな年に、良い年にしたい。 2022/1/2 
 昨年は大買収で法務大臣が逮捕されるという前代未聞の事件がおきました。その後の参議院選挙では野党の勝利。しかし、その後の衆議院選挙では蓋をあけてみれば、与党の勝利。岸田総理の登場だけでそのようなことになるのでしょうか。いまでも市民の方からは「被買収議員はどうなったのか」「不起訴ということはどうしてか」と電話やメールがいまなおご意見が続いています。

 市民団体が検察の対応結果について異議があり、検察審査会へ申し立てをして、もうかなりの時間がたちます。時効が今年3月ですから、急いで調査をしていることは間違いないと思います。

 そのような中、地元新聞社の記者がまとめた「ばらまき」という書籍が出版されました。新聞報道だけではない、知れない公判記録と本人の弁明との擦り合わせなどがされていて、読みごたえのあるものでした。ある書店で買い求めたのですが、レジにならんでいると私の前の中年女性の方も購入していて、また、横のレジをみると後ろの白髪まじりの男性も「ばらまき」を手にしています。たま、たまかもしれませんが、年末には、書店の入り口にはひら積み状態で陳列してありました。

 この1月中には、検察審査会の結果がしめされるので、その後は県議会、市議会は揺れることになります。コロナ、オミクロン・・、経済雇用、医療など大揺れの時間が続いているのに、なんともつらいことです。

政治家はきちんと説明と身の処し方をきれいにすべきです



 100歳以上の高齢者は1000人突破! 2021/9/11 
 平成22年度から、令和2年度まで100歳高齢者の数は右肩あがりです。500人あまりであったのが現在は、倍の1076人(男性:139人・女性:937人)となったのです。最高年齢は110歳(女性)です。

 高齢化率は広島市全体では25.6%です。つまり、4人に1人は65歳高齢者だということになります。まさに統計どおりの超高齢社会です。行政区8区のなかで一番高齢化率が高いのは安佐北区(34.1%)、低いのは安佐南区(21.1%)です。なんと13%の差があります。これから高齢化率がますます高くなりますとその差がなくなることになります。

 このコロナ禍で、体力が低下しやすい状態が続く中、敬老の日が貴重なひとときになればと思います。また私たち議員も市民がこの超高齢社会でゆったりと幸せに老後をすごせる環境を整えるべく、がんばっていきたいと思っています。

 菅政権は自滅・・次のリーダーは?? 2021/9/6 
  急転直下の政権運営です。連日、自民党の総裁選挙の話題でもちきりです。自民党のお家芸ともいえる権力闘争。とくに衆議院選挙を睨んで、いかに選挙の顔として有利になる総裁を選ぶかが焦点です。政策は二の次です。

 コロナの課題はどう解決していくのでしょうか。コロナ陽性の自宅療養者は増加し、その支援体制は脆弱です。国レベルの指示をまっていたら、間に合いません。各自治体で積極的に工夫し、見直しをしていくことが急務です。これは平時ではなく、まさに有事だと思います。また、ミュー株という変異株が登場し、日本でもすでに見つかっています。国内外でコロナ対応の内服薬も開発され、現在、治験段階と報道されています。それでもまだまだ日にちがかかります。

 まったなしのコロナ対策のなかで、総裁選挙をめぐってのドタバタ劇をしている場合ではありません。「コロナ対策に専心したい」と選挙を辞退した菅さん・・・全てが後手後手な上に国民に伝わる心からの言葉がでてこないあなたに任せられるなら誰もが続投をすすめたでしょうに。

 横浜市長選挙結果に驚き! 2021/8/24 
  当初から政令指定都市の首長選挙なので、関心を持っていました。政令指定都市で女性市長は横浜市と仙台市の2人のみです。しかし、今回、林文子現市長が落選となり、政令都市では女性は仙台市長のみとなりました。

 それにしても、8人の候補者が論戦するという活気のある選挙期間だったと思います。各候補者の選挙公報をインターネットで検索し、読み比べたりしました。実に政策内容は豊富でした。コロナがなければ、実際に行ってみて、候補者にインタビユーしたいと思っていました。

 さて、結果は、当初の予想とはおおきく違い、驚きの結果でした。あっというまに新人のコロナ専門家?がぐいぐいと票集めを行い、午後8時には当選確実!いかに政府のコロナ対策に市民が不安と不信をもっているのかということが強く現れた結果なのでしょう。選挙がはじまって、スマホで動静を確認しながら、ハラハラドキドキでした。

 それにしても、自民党候補の失速、落選、引退表明という流れは菅政権のなかでだれも口をつぐむ想定外のことだったことは間違いないです。

 県議会の政治倫理審査会の結果は「文書警告」? 2021/8/24 
 なんとも情けない結果となりました。河井裁判では、買収事件と認定し、起訴し、判決もだされているのです。が、県議会の政治倫理審査会は、受領した県議13人にたいして、政治倫理の条例に違反していると認定しながらも、「文書警告」という超あまい結論をだしました。

 どうしてこんな結果がだされたのでしょうか?
 新聞報道では、「仲間にきびしい処分はできない」「県民に甘いといわれるのは覚悟のうえ」という議員の弁が書かれていました。全く、なんのために条例があり、なんのための政治倫理審査会なのでしょうか。せめて辞職勧告をだすべきではないでしょうか。

 市民の皆さんからも「議員は信頼できない」「あきれてものもいえない」「身びいきもいいかげんに」という声が届いています。わたしもどんな結果になるのかと期待していたのですが、見事に裏切られました。条例が泣いています。

 猛暑とコロナ 2021/7/28 
 連日、35度を超える暑さですが、外を歩いたり、自転車であっちこっちまわって、こどもやお年寄りが熱中症にならないようにと声かけなどしています。外にいると皮膚がいたくなりますが、被爆者の方が核兵器の爆風に襲われたことを考えると、しゃんとしなくちゃと思います。

 コロナ禍は続いていますが、ワクチン接種も少しづつ、すすんできました。しかし、ワクチン在庫がある自治体に対して、「ワクチン配分を1割減にする」という河野ワクチン担当大臣の発言に、自治体から反発があり、すぐ撤回しました。

 ワクチン2回接種したが、コロナ感染したという情報を知ると変異するウイルスに恐れを感じます。東京ではオリンピック中、感染者は1日で2000人を超える状況になりました。しかも、中等症が多くなってきていて、一般病棟での一般患者さんの入院が困難になってきているという報道がありました。変異するウイルスとの闘いです。

 外国では感染者数が増えると内閣支持率があがるというのですが、感染数が増えると菅政権の支持率が下がるという状況は、日本の特徴なのでしょうか。

 ともあれ、コロナの収束には時間がかかります。その間にこの暑いなか、様々な場面でコロナと闘っている働いている皆さんには感謝です。

 コロナ禍における「生理の貧困」 2021/6/6 
  このコロナ禍で、女性の経済的な困窮が目立っています。

 非正規やパート業務などの解雇が際立ってきています。そのようななか、全国で5人に1人は生理用品が金銭的に購入できないという結果が報告されました。ちなみにスコットランド(首相は女性でニコラ・スタージョンさん)では生理用品を無償配布するという法案が可決しました。

 今回、他の自治体もすでに取り組んでいるのですが、広島市でも備蓄として用意している生理用品を無償配布を提案しようと女性議員全員で申し入れを致しました。学校のトイレや保健室でも自由に手に入れることができるように教育委員会にも申し入れをしました。

 こういった目にみえにくい事柄はたくさんあります。女性ではならではのことですが、ジェンダー平等の時代には積極的に取り組みをしなければなりません。

 ワクチン接種はどうなっているのか? 2021/5/9 
 いつも市民のかたから質問を受けます。「コロナ対策のワクチンはいったいどうなるん?」と。

 広島市のおおよその予定が立ちましたのでお知らせします。

 国から広島市に約68000人分のワクチンがまず、5月17日までに届きます。その後、2週間ごとにワクチンが配分されるので、65歳以上の高齢者の皆さんから接種することになります。優先的に接種する施設入所者等は施設での体制が整えられてから(5月10日~)。その後、広島市から送られてくる接種用クーポン券を受け取った、80歳以上の方々は、集団接種(5月17日~)と個別接種(5月24日~)になる予定です。75歳から80歳未満は6月下旬予定、70歳以上75歳未満は7月下旬予定、65歳以上70歳未満は8月下旬予定と続きます。

 各自治体は大慌てで体制を整えていかねばなりませんが、ワクチンが届いても問題は、医師・看護師などの人材不足です。特に平日の集団接種には医療者が不足します。病院などで通常働いている医療者が、集団接種会場に出向くことはできにくいですし、副作用でショックを起きた場合の対応できる体制も必要です。16歳以上65歳以下の市民のみなさんへのワクチン接種はこのままだと最後までうちおわるのは来年?になるのではないかと・・・。

 国産ワクチンはいつかできるのでしょうか。ノーベル賞を数々うけている日本では研究者がいるにもかかわらず、莫大な研究費を科学者などに与えているアメリカに比べて、開発が遅い。日本は研究費などの十分な予算を与えられていないことなどから、ワクチン後進国になったのではないでしょうか。

 一方、バイデン大統領がワクチン特許を外すことを公言し、公平性などを訴えています。政治家としの決断が素晴らしい!しかし、世界中がコロナから解放され、終息できるのはいつになるのか、ウイルスは変異しつづけているので、ワクチンの効果はどこまであるのかなど・・気になるか疑問がまだまだあります。

 「だまっとられん」の参議院選挙がおわりました 2021/5/3 
  大買収事件後の再選挙が終わりました。12億3000万円の税金を使っての選挙でした。市民の方から「お金の無駄づかいだ!」と怒りの声がたくさんありました。

  33.61%という低い投票率でしたが、なんとか無所属の女性候補が勝ちました。17日という長い選挙戦で、ご本人も疲れたでしょうが、支える方々も必死だったと思います。野党結集が勝因ではありますが、なんといっても「政治とカネ」への反発が招いた結果でした。

  4月30日には河井克行被告に論告求刑があって、懲役4年と追徴金150万円ということでした。5月終わりか6月には判決がでるようです。そうすると「被買収」の議員はどうなるのでしょうか。県議会議員、市議会議員が起訴される可能性もあります。「起訴されていないから、議員をやめない」という主張してきた議員たちは起訴されたら、辞職しなければなりません。ともあれ、6月の議会は大荒れになりそうです。

 いよいよはじまる参議院再選挙! 2021/4/8 
  河井あんり事件により、本日から再び参議院選挙戦が始まりました。

 この選挙に伴う費用はすべて税金。その金額12億3千万円となります。このお金があれば、学校や児童館などが建設できる相当の金額です。「もったいない!」とおもうことしきりです。事件後、広島県の選挙は全国から注目されています。
 前回も私たち有権者の投票の結果ではありましたが、今回、県民がだれを選択するのかを全国から問われているのです。単に自民党に「お灸をすえる」ということではなく、主権者である私たちが、本当に政策実現のためにだれを送りだすかの吟味をしなければなりません。

 17日間の闘いの結果が投票日25日に決定します。

 投票率が気になるところですが、若いグループが投票率アップのために「投票所はあっちじゃけえ」と呼びかけています。とても期待しています。

 包括外部監査のコピペ?!はあり得る?? 2021/3/23 
 あっというまに2月・・3月と時間がすぎていきます。何とはやいことかと・・。
 議会の審議中のさなか、お世話になった方、親しい友人などが鬼籍に。これから、年を重ねるたびに別れが重なるのだと覚悟を決めています。

 さて、広島市では、1年に1度毎年、包括外部監査があります。包括外部監査とは、内部監査と異なって、第3者である公認会計士、弁護士等が、テーマを選択し、調査し、事務執行が適正か、税金が適切に使用されているかを点検し、報告するものです。外部監査人とは、有資格者1人当たり1日93500円、ひとつの報告で1700万円という金額で契約しています。

 令和2年度の今回のテーマは「扶助費(生活困窮者、高齢者、児童、障がい者等に対しての支援に要する経費)」でした。私は、毎年、この報告書をじっくり読みます。とくに扶助費はいろいろな視点でチェックしていくことが必要なので、専門家としてどう気づき、分析していくのか関心が高いテーマでした。念のため、他都市で、この「扶助費」について外部監査しているものがあるかどうか、検索したところ、平成30年に京都市が同じテーマを選択して報告を公表していました。

 それをダウンロードし、読んでいたとき、「あれ、どこかで読んだフレーズ??」と気がつきました。広島市の監査報告書の前文の15行の内の7行がほぼ同文なのです。驚きました!有資格者が他人の文章を無断で使用することは職業倫理に反するのではないでしょうか。そんなことをしてはいけないと思います。

 報告質疑でそれを指摘しました。「参考にしたまで」という答弁でした。他人が書いた文章をそのまま使うのは最近の言葉で「コピペ」といいます。小説だと盗用です。

 私はこの事実資料をまとめで京都市の監査人におくり、ご助言をいただきました。「名古屋、大阪の全国市民オンブズマン連絡会議(全国の包括外部監査の第3者評価機関・弁護士、公認会計士などの集団)に相談したらどうか」とアドバイスをいただきました。そこで、連絡会議に連絡をとり、京都市と広島市の監査報告書を郵送しました。しばらくして、連絡があり、「恥ずかしい事例」「道義的に問題あり」「日本公認会計士協会にこの事例を伝え、注意勧告をしてもらう」という返事でした。

 やはり、おかしいと思うことはそのままにしてはいけないと痛感いたした次第です。

なんで??この時期に80万人無料PCR検査!! 2021/1/18 
 どうしたものか頭を抱えます。

 広島市はコロナ対策として、14階の大会議室に対策本部をたちあげていますが、電話が鳴り響いています。まさに戦場です。

 今はなんといっても、ワクチン接種の段取りを急がなければなりません。-80度でのワクチンの輸送や保存の方法、実施医療機関の確保等の予算や仕組みなどの指示が国から迅速にでないなか、ワクチン接種の準備をいそいでいました。が、そんななか、、突然!!!県知事が広島市の中区、東区、西区、南区の住民と就業者に無料PCR検査をするというのです。いったい、だれがこれをすすめたのか、知事の暴走なのか。なぜ、この4区なのか。コロナは地域を超えて動きます。道1本、川1本の差など関係ありません。地域限定の意味が理解できません。なにをねらってのいまの無料RCR検査なのでしょうか。広島市はいま、新規感染者は減少しつつあります。

 私は以前、県知事が「コロナ対応策で職員のボーナスから10万円の拠出をと」相談なしにぶち上げたことを思いだします。あとから、撤回となりましたが、物事をすすめるには説明と合意がいります。80万人を対象とする無料PCR検査をするための事務作業はじめ様々な工程をこなしながら、陽性者の受け入れのための医療体制を整えることができるのでしょうか。

 また、ホテルでの療養に医師、看護師を派遣することができるのでしょうか。このような大規模な事業をすすめていけば、時間外労働が続き、疲労困憊で体調を崩す職員がでてくると思います。また、陽性と判定された市民をどうケアするのでしょうか。医師、看護師などはどこから確保できるのですか?病床は、どこの病院を何床、用意するのですか?その80万人無料PCR検査の結果、なにを期待するのですか?無料となると公金、結局は国民、県民、市民の税金です。

 わたしはPCR検査は、無症状の人を洗いだすことを目的とするのではなく、医療者、高齢施設従事者はじめ症状のある人が確認のために検査することが基本だと思います。ほんとうに実現できるかどうか策を練っての公表ではないと様々な場面で混乱がおこるだけです。

 本当に困ったことです。

 新年のご挨拶 2021/1/1 
  新しい年の朝が開けました。皆さんはどのように年越しをお迎えでしょうか。

 昨年はコロナと河井買収事件が広島を覆い尽くしていましたが、今年は解決へとむかうように祈るばかりです。議員になって以来、市民の皆さまの声を拾い集めることをしてきましたが、昨年はコロナの影響でなかなか十分な面談ができない状況になっていました。ただSNSがとても役立ちました。

 議会は、買収事件の影響があり、お金をもらった議員とそうではない議員との差があきらかになりましたが、表沙汰になっていないこともまだまだあるのでは思っています。事実を裁判所で陳述したなら、非を認めて、説明したうえで議員辞職すればよいのにと考えてますが、広島県議会、広島市議会もだれもそのような行動をとらないことが残念です。

 今年はコロナ対策ばかりではなく、市民生活に密着した諸課題に丁寧に取り組んで参ります。

 核兵器禁止条約が1月に発効の運び! 2020/10/30 
 核兵器禁止条約の批准国の数が10月24日に50を迎え、発効が可能となりました。これまで長い長い道のりでしたが、これからもまた、長い道のりです。

 世界の核保有国(米英仏露中)の大国がこの条約を拒否しているという現実をみると、これから我が国の世論をどう押し上げるかが課題です。被爆者の高齢化がすすみ、この広島での核廃絶の運動も次世代への継承が必要です。

 広島市には平和首長会議が存在し、会長は広島市長です。どこまで本気で取り組むかが問われています。

 発効可能決定の翌日、原爆ドームの前で、核兵器条約批准を求めて活動してきた被爆者、市民団体、市民が集いました。それぞれ、地域批准した国々の国旗を手にもち、祝ったのです。

 これからは私たち市民が日本政府に条約批准への参加を求める活動をさらに推し進めることをしなければなりません。



 辞職勧告決議案は否決!  
 広島市議会は腐っているのではないでしょうか。河井事件にかかわる買収事件。

 公職選挙法第221条第1項は、公職の選挙買収行為にたいしては、3年以下の懲役もしくは禁固または、50万円以下の罰金に処すると規定し、その場合は、公民権停止となり、議員は失職。同項第4号で買収者から金銭の供与を受けたときも同じ罰則を適用となっています。

 「お金をもらった」といずれの議員も公言しているのです。「かえそうにも返せなかった」「むりやりねじ込まれた」ということは言い訳けに過ぎません。どうみても選挙前に「妻を頼む」「よろしく」といわれて、買収者の河井議員から、現金(70万円から20円)を「受け取った」のです。

 受け取った時点でわたしは「アウト!」だと思います。法的にも被買収者としかみえません。その構図が見えて、わかっているのに、広島市議会には自浄作用も発揮できずじまいです。

 議長もリーダーシップが発揮できず、情けないのひとことですが、12月議会にまた、辞職勧告決議案提出される予定です。今回は、「裁判中で法的根拠もなく辞職を求めることが、法治国家の議会として適当なのか」との反論が出ましたが、次は、裁判中などという言い訳けは通用しません。

 菅政権がスタート 2020/9/20 
  安倍路線を継承すると宣言し、各派閥にバランスよく、大臣を配分して、布陣をはる菅総理。なんだか、いままでの森友・加計問題、桜を見る会などはもう、解決済という雰囲気です。桜を見る会は中止という宣言した時点で、おしまい!ということなんでしょうか。

 菅饅頭、菅湯のみは、もう発売されているようです。

 これから、総選挙はあるのでしょうか。10月25日だ、年内だ、来年だなど憶測が飛んでいます。野党も合流し、おおきな塊になって、論戦を張って、頑張ると気勢をあげています。

 広島は特に河井事件の「政治とカネ」問題が長く、霧のように議会を覆っています。自民党のお家芸のようなカネ配りは、きちんと法で取り締まるべきだと思います。

 健康長寿社会・・100歳以上の高齢者が増加 2020/9/7 
 ●2020年度に100歳を迎える高齢者は、男性59人、女性309人で、圧倒的に女性の長寿が目立ちます。広島市における100歳以上の総数は、現在、1017人(男性138人、女性879人)で、最高年齢は112歳(女性)となっています。10年前の総数530人と比較するとほぼ倍になるという勢いです。人生100年といわれていることが数字にもあらわれて、現実化してきたと思います。

●高齢者へのお祝い金は、100歳のかたには3万円と銀杯、米寿88歳のかたには商品券5千円となっています。毎年おもっていることなんですが、違った形でのお祝いができないものかと・・・。他都市も調べていますが、どこも同じで敬老金の配布が行われています。しかし、財政難の市町は表彰状のみとなっています。

安倍首相が再びポーンと丸投げ辞任 2020/9/3 
13年前、ポーンと丸投げ辞任したことが思い出されます。今回もきっかけは「体調」。持病の潰瘍性大腸炎は厳しい病気であり、指定難病ということは気の毒であると思います。しかし、顔色がすぐれないにもかかわらず、側近が「おかわりない、しっかりと任務をはたしている」と説明すればするほどわたしは疑念をもっていました。

やはりというか、また、ポーンと再び辞任。自民党の党則を変更してまで総裁の椅子にこだわり、在任期間が最長というタイトルが欲しかったのか、そこまでどうにか我慢して、いまに至ったんだと思います。ポスト安倍はどうなるのでしょうか。後継者をきちんと育ててこなかった感じがします。

自民党のなかでのお家騒動ですが、国のリーダーである以上、関心は高いものがあります。が、あいも変わらずの派閥別の支持表明。派閥の領袖そろっての記者会見は、いかがなものかとおもわざるをえません。しかも派閥によっては、代表者に一任とか、、議員各自が自分の意志で「この人」と思う人に投票すればいいのではないでしょうか。

●広島から、岸田議員が候補としてあがっていますが、さて、どうなのでしょうか。ハト派といわれていますが、いまひとつ発信力が・・。いい人すぎて、政治家としての個性が見えません。

河井事件の公判が始まったばかりでこれから、実名報道された議員が上京し、証言することになっています。自民党の金権政治にストップをかけなくてはなりません。法外な金を自分がおす候補者にわたした安倍首相。その首相を「継承」するとしかいわない菅さんのどこにも、河合事件を解決しようとする意識はみえません。自民党の議員の皆さん、党員の皆さんにはよく考えて投票していただきたい。

 75年は草木も生えない・・原爆忌。 2020/8/8 
   コロナによって、今回は異例の平和記念式典でした。社会的距離を保つということで、たった800人のみの参列。しかし、テントはいままでどおりの大テント。いつもは密集して、足元は気にならないのですが、今回は芝生だけが青々とひろがり、風とおしのよいものでした。が、何となく盛り上がらないというかさみしい気持ちになりました。

  被爆ピアノと3人の女声合唱もよかったのですが、ひろしま平和の歌の大合唱も中止。穂放鳩も中止。燈籠ながしも中止。来賓もビデオメッセージでした。8月6日に全国からたくさんの人々が結集し、熱く平和を語るという一連の流れが中止、中止で残念です。

 被爆者が少なくなり、やがて誰一人いなくなる現実がやってきます。いま、しっかりと被爆の実相を知らせて、反戦を刻みこまないといけません。

 「黒い雨」訴訟裁判結果は地裁の英断! 2020/8/5 
 いままで被爆者であるかどうか、は国が一定の区域基準をつくって、判断をしていていました。

 しかし、今回の裁判結果は、広島市への原爆投下後に降った「黒い雨」による健康被害を認め、原告全員への被爆者健康手帳の交付を命じたものでした。新たな見解をしめしたものです。

 この広島地裁判決について、湯崎知事・松井市長は、「控訴したくないと考えている」と述べ、国に対し、解決に向けた政治的決断も求めました。

 長く、長く訴えた結果だったがゆえにうれしい結果になりました。国が控訴するということになれば、また、長い闘いがつづくことになります。控訴期限は8月12日です。広島市は国に控訴しないように申し入れをしましたが、どんな結果になるでしょうか。

 危機一髪!土石流発生の井口台(西区)を視察 2020/8/5 
 西区の井口台の団地住宅のすぐ背後は山となっています。高台のうえにさらに高層マンションが林立する地域です。車であがると空気がひんやりとして、平地とは温度差があると感じました。

 7月の大雨による井口台3丁目で発生した土砂災害は危機一髪!でした。9メートルの砂防ダムが土砂をくいとめるという(いままでの災害は砂防ダムを乗り越えて、土砂が流れてくるというものでした)本当にうまく止まった好事例です。

 国の管轄事業ですが、土砂がどのくらい貯留し、いま土砂撤去がどこまで進んだかを実際に確認してきました。ほんとうに住宅のすぐすぐ側で発生していたので、この砂防ダムがなかったら、772戸の被害が出ていました。

 恐ろしいことです。砂防ダムは国管轄ですが、ダム予算は大きいのは7~8億円、井口台のダムは4億円程度と聞いています。住宅団地を開発するのはやはり、安全性が優先すべきことがらです。山裾から、山の中腹にある住宅団地が広島市にはたくさんあります。安全のための日ごろの訓練も当然必要ですが、危険と思われる場所には開発許可をしないという行政姿勢も整えていくことが大事だと思います。

   


 辞職勧告決議案は採決せず! 2020/7/22 
  コロナ予算の審議のために臨時議会が開催されました。そのおり、買収で実名報道された議員の辞職を求めて、公明党、共産党が辞職勧告決議案が提出。「緊急を要さない」、「時期がはやい」との理由で、議論の遡上にもされず、大会派が賛成しないので、否決となりました。

 安芸大田町長、三原市長、安芸高田市長、呉市議会議員、安芸高田市議会議員、府中町議会議員が受領を認め、辞職しているにもかかわらず、広島市議会はなんということなのか!と情けないです。

 9月議会は臨時議会ではなく、定例会なので、必ず、この1件が審議されることはわかっています。裁判が進むので、いまより、状況は悪くなっていると思います。

 私は、共産党、公明党どちらの決議案にも賛成としました。

 「議員としての政治倫理の遵守に向けての決意を表明する決議案」提出 2020/7/22 
 この決議案は全会派一致(1人早退)でしたので、可決しました。

 草稿を書くなか、どうしても書き込みたい文言がありました。それは「良識」「高潔」「自らの政治生命を懸ける」という言葉でした。なぜか。これは河井克行議員が初当選したときに使用した言葉だからです。 しかし、彼は言葉と行動が伴っていない、さらに説明責任もはたしていません。政治生命をかけて、潔く態度を決定すべきです。

 同様に同じ市議会のなかで、受領について、漫然と説明もせず、黙っているのはいかがなものでしょうか。中国新聞の「天風録」では、単にお茶を濁しただけの決議案だと指摘をうけています。

 一方、この決議案はこれから価値をもつのです。全議員は起立し、この決議に賛成したのですから、当然、もう、9月議会には自ら態度表明をしなければならなくなります。そのための布石の決議案なのです。

 この大規模買収事件では、金権政治を一掃するよい機会です。

 
 「良識と高潔」 2020/6/26
 良識と高潔・・・政治家にはこの言葉が欠かせないと思います。くしくも20年以上まえに河井克行議員が国会議員になったときに語った言葉です。

 広島市の6月議会の会期中に起こった河井夫妻の「逮捕劇」。河合夫妻から現金を受け取った、脛にキズのある議員は「ビクビク」「ドキドキ」で、議会の議案審議にも身がはいらない感じです。毎日、新聞報道で、河井関係記事が大きく取りあげられていますが、読めば読むほど、「なんで??」   長く議員をしていたら、公職選挙法については十分、知識があるはずです。

 95人に116回2570万円あまりのカネを自分自身で配るなんて、なんということでしょうか。 しかも、法務大臣!現金を自分で配るなど前代未聞です。陣中見舞いなので、違法ではないという言い訳には、開いた口がふさがりません。いつの時代のことなのかと。でも、報道にあるように以前の選挙でも現金を配っているのなら、「前からやっているし、ばれていないし、自分は国会議員だし」という勘違いがあったのかもしれません。まさに「伝統のお家芸」だったのでしょうか。

 今、2人とも東京拘置所でなにをおもっているのでしょうか。

 それにしても検察側の粘り強さというか、執念も感じます。

 6月定例議会がはじまります 2020/6/5 
 新型コロナの世界での感染拡大はほんとうに驚くばかりです。広島は感染者ゼロですが、安心は禁物です。

 コロナ対策で補正予算の臨時議会が開催され、補正予算が可決されました。その補正予算のなかに、高齢者いきいきポイント事業のコロナ対策があります。貸し出し用のタブレット端末を各地区社協に5台、計695台購入し、利用するというものです。(社会福祉協議会から希望する団体に貸与する予定のようですが、現在どの程度の団体が希望するかはわかっていません)

 みんなであつまって、運動すると「3密」になるため、オンラインを活用しての活動も考えられなくはないですが、早急にこの事業を実施する意味が全くわかりません。高齢者が体操をするなど自宅等でとった動画を登録団体に送信し、それをポイント還元するために使う、あるいはオンラインで結んで皆が一斉に体操等をする、という趣旨のようですが、コロナ終息までの1年くらいの間に、多くの高齢者、登録団体が本当に必要としているのでしょうか。

 ・・・緊急性も必要性もない事業でなんと1億3千万円余りが計上されていました。それも一般財源からです。

 緊急事態に備えて、広島市は財政調整基金を39億円留保していますが、臨時議会で8億余りを使用し、のこり、30億。 6月議会でもまた、補正予算を組んでいるので、そこで、また10億あまり計上しているので、のこりはたった20億円。ちなみに同じ政令指定都市で、福岡市は400億円!となっています。

 河井疑惑のゆくえ 2020/6/5 
 国会での検察定年延長案を含んだ政策を、「#検察法改正案に抗議します」の国民の声におされ、政府は、提出を見送りました。黒川氏もかけマージャンで辞職。これで河井疑惑は、闇にほうむられることなく、一気に解明されるのではと期待するところです。
 市民のみなさんからは「早く、決着を」という声が多くきかれます。説明責任をはたさない態度に、私も納得がいきません。

 防護服が足りません!雨かっぱの提供にご協力ください。 2020/4/19 
新型コロナウィルスが猛威をふるっています。感染者がこの広島でも増加してきています。

いま、医療現場も医療資源が不足して大変困っています。大阪市はいちはやく、市長が防護服に代替品としての「雨かっぱ」の提供を市民に呼びかけ、あっという間に10万着の「雨かっぱ」を集めました。動きが早いです!

わたしも以前から、医療資源の不足がなんとかならないものかと思案していました。「雨かっぱ」なら、ご家庭に1、2個くらいはあったりします。是非、さがしてみてください。未使用品のみです。透明でも色がついていてもいいです。カープのポンチョでも大丈夫です!

ぜひ、ぜひよろしくお願いします。わたしも集めはじめました。

 広島市からのお願いは以下の通りです。
 1)医療現場で活用するため、未使用のものを提供してください。
 2)提供された物資をそのまま医療機関へ提供するため、ある程度まとまった数を段ボール詰めするなど、持ち運びしやすい形式でお願いします。
 3)物資を提供される際は、下記問合せ先まで御一報ください。

 問い合わせ先:電話:504-2178、Eメール:healthed@city.hiroshima.lg.jp
           広島市役所健康福祉局医療政策課


 
 布マスクを全世帯に配布?!経費466億円!!!びっくり仰天 2020/4/12 
 政府は全世帯に2枚づつ、布マスクを配布すると公表し、実際にこの政策が動き始めました。どうしてこんな策がでてくるのでしょうか。政府のなかにはもっと良識あり、熟考する人間はいないのでしょうか。なんでも「国民の不安が一気に解消する」と官僚にささやかれて、決断したと報道されていましたが、、

 ほんとうに情けない。マスク不足は、承知しています。特に医療機関はじめ、福祉施設などは必要です。それはそれで企業はじめ生産を活発にしてもらうように政府が後押しをしなくてはならないと思います。しかし、賢い国民はたくさんいるので、手作りマスクで対応し、感染予防に取り組んでいます。マスクの手縫いもありますが、ミシンの売れ行きが2倍になったことからもわかるように、できるだけたくさん作成しようという流れもうまれています。税金466億円も使うのでしたら、その予算できることたくさんあるのではないですか。

 例えば、コロナのワクチン開発・検査キッドの量産などもっと科学的に効果がでることを考えてほしい。

  布マスク:
使ってます。ミシンが得意な方の手作りマスク。
*布マスクの有効性・・私はなかに不織布を一枚
はさんで使用しています。  

 コロナ感染!人類とウイルスとの闘い 2020/4/1 
  こんなことがおきるとは!全く想定外です、新型インフエンザと似ているにもかかわらず、薬がない、検査(PCR)しても偽陽性となることもある、無症状の人もいる、感染経路がわからない人もいる等々、まったく目にみえない敵と死闘を繰り返す状態です。

 国内外のニュース報道で、感染数、死亡者数が増加している様をみると、怖くなります。特にイタリアの状況は、こころが痛みます。とにかく医療崩壊、院内感染を防ぐことが今しなくてはならないことだと思います。私たち市民は、身近にできることを徹底することが大事です。3つの密(密集、密接、密室)に気を付ける、咳エチケット、手洗いするなどで、市民として、患者にならないことに心がけるしかありません。ひとりでも犠牲者が少なくなるように。

 河井克行、あんり議員関連で県議会・市議会議員も任意で聴取! 2020/4/1 
  「やはり」というか「そうだろうな」と推測していました。 だれがいくらもらったという問題ではなく、そういった手法が長い間、自民党系の選挙ではあたりまえとされてきたということが問題です。

 同じ自民党議員でありながら、河合議員と溝手元議員とで、中央からの金銭的支援がまるで違っていたことも明らかになりました。いくらなんでも「えこひいき」しすぎではなりませんかとだれでも思います。中央での決定には地方は抵抗できない、溝手さんの支援者たちは、じっと耐えるということだったのでしょう。

 いつまでまっても説明責任を果たさないお二人に、もう県民・市民は、あきれています。しかも今日の報道では、あんり議員は高熱を理由に参院に欠席届けを提出していましたが、実は薬とお酒で緊急入院とか、、、

 いったい政治倫理観はどうなっているのでしょうか。全く、情けないかぎりです。女性議員として、期待していた人もたくさんいたに違いありませんのに・・・

 予算特別委員会が始まります 2020/2/28 
 新型コロナで学校の休校はじめ公的施設の閉館が告知されました。行政側は対応で大忙しです。縦割り行政なので、いかに横ぐしで情報を共有できるかどうかが課題です。これから卒業式、入学式があるなかで、感染対策を先行させながら、様々なことに取り組まねばなりません。

 市議会では、2月議会が終了。3月2日から25日まで予算特別委員会がはじまります。一般会計、特別会計を合わせての予算審議です。私はたくさん質問したいのですが、会派ごとに時間が配分されているので、1人あたり1、2問しか質疑を行うことができません。残念ながら。

 広島市議会での委員会はスマホはじめどこでも視聴できますが、ひょっとすると延期になるかもしれません。HPでお確かめください。
 
 新型コロナウイルスのまん延 2020/2/23 
  新型コロナウィルスが日本各地についにやってきました。見えない敵です。ウイルス自体は致死率は低いものの変異しているので、重症化すると手ごわいです。死亡例がでたのは残念です。

 先日の新聞に県議会(行政側も議員たち)のみんなマスク着用の議場写真が掲載されていました。異様な光景でした。
市民の方から、「広島にウイルスが上陸したのか、あそこまでマスクをするくらいなのだからなにか理由があるはずだ」「実はもう、誰かかかっているのではないか」など心配の声がでました。

 豪華客船での感染対策は、初期対応から厚生労働省が指令しています。専門家の意見をききながらやっているとはいえ、結果、感染が拡大してしまいました。いまはお役人の縦割り、責任のなすりあいがおこっているのではないでしょうか。

 もうすでに全国にウィルスが広がっていると考えるほうが自然です。医療機関での対応等広島市での体制はどうなっているのか、あちらこちらに早めの体制づくりをと要望をしています。

 広島市議会議員の有罪判決 2020/2/20 
 知人女性を補助職員として雇ったとするうその領収書を提出し、広島市の政務調査費371万5千円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた元広島市議に対し、2020年2月6日に地裁より、懲役2年6カ月、執行猶予5年の判決が下りました。。判決文が中国新聞のデジタル版で掲載されていましたので、じっくり読みました。

 市民の皆さんがこれを読んでどう判断されるのでしょうか。詐欺事件ですが、公職選挙法違反ではないので、次の選挙で出馬も可能といえば可能なのです。安芸区の市民のみなさんの判断ですが、わたしはいかがなものかと思います。「政治とカネ」にまつわる国会議員、地方議員は批判されても仕方がありません。

 議会改革をすすめるためにこれからも提案はじめ、議会内外に目を光らせてまいります。

 2020年元旦です 2020/1/1 
 2020年がやってきました。核廃絶2020ビジョンを宣言している平和都市・広島の姿勢が問われる年となりそうです。

 また、オリンピックの年でもあります。オリンピックは、世界中から様々な人たちが集う、平和のうえに成り立つスポーツ大会です。しかし、いまなお、戦争・貧困に苦しんでいる人たちも大勢います。

 昨年はアフガニスタンで医師としてだけでなく、砂漠のように荒れた土地を緑の大地に代えながら、いのちと向き合う活動をされていた中村哲さんが銃撃され亡くなられました。二度、直接お会いしたことがあります。冒頓とした静かな語り口ですが、内容はゆるぎない信念に満ちていました。平和であることを願い続けた人生だったと思います。

 広島の地から、次世代のためにも平和をもっと発信していかねばと思います。

 高齢者施設で虐待! 2019/12/29 
  社会福祉法人の特養で男性職員が女性の入所者に対して、「くそばばあ」と暴言を吐いたり、胸をさわったり、「施設からでていけばいいのに」など発言したことで、6カ月の受け入れ停止処分を受けたことが報道されていました。特養は男性より女性が多く入所されていますので、女性がターゲットにされがちです。

 社会福祉法人は、福祉を事業とするのですから、高齢者の権利を擁護する体制でなければなりません。が、高齢者虐待法に「虐待を発見した場合は、市町村に速やかに通報しなければならない」という義務規定があるにもかかわらず、この施設は4月にあった虐待行為について5月に職員が通報したにも関わらず、8月下旬になりやっと市に連絡したということです。あまりにも遅い!!

 虐待した職員は無論ですが、この施設側の経営者の姿勢こそが問題だと思います。この施設にかぎらず、人手不足の介護の業界では、教育もままならないまま、現場で働いている人も多いという実態があります。この事件も氷山の一角ではないでしょうか。

 社会福祉法人は、特養はじめ知的障害者施設などを運営していますが、課題山積です。

  政務活動費の詐欺公判にて「求刑2年6カ月」 2019/12/29 
 元市議会議員が、事務所で働いていない女性に架空の領収書を書いてもらって、その金額を政務活動費からだまし取ったとして、告発された事件です。長い裁判になっていましたが、判決は来年の2月6日です。中国新聞デジタルで、その公判の論告要旨と弁護側の最終弁論の要旨が全文掲載されています。

 読めば読むほど、不可解です。とくに弁護側の最終弁論が弁護になっていないように思えてなりませんでした。弁護の組み立てができない、しようがない状況なのだと推測します。

 一方、検察側は、市議会議員に対する信頼を失墜させる悪質な犯行だと厳しく追及しています。①女性4人に架空の領収書を作成させるなど手口が巧妙であること、②長期間に及んだ常習的な犯行であること、③被害額が357万5千円と高額であること 等の理由をあげ、きちんと論証しており、納得できました。

 判決には執行猶予がどうなるのか、高裁に控訴するのかどうか、関心をもってみていきたいと思います。

珍事??高速5号線問題の再発防止策の決議案は否決・・・ 2019/12/23 
  下に書きました高速道路に関連しての出来事です。工事推進派の議員は、公社の体制改善などを公社設立者の市に求める内容の再発防止付帯決議案を最終日の議会に提出しました。真相を解明するのではなく、「事業は続けていいけど、これからは気を付けてね」という程度のなんだか格好だけつけたとしか思えないような議案です。締めきり5時前のぎりぎりです。私はもちろん反対でしたが、すでに3会派の署名がしてあり、賛成27名で可決の予定でした。

 しかし、当日の採決では提出会派の古参議員が、議長の「賛成の議員の起立を求めます」との掛け声から1分27秒、座ったままでした。(広島市議会HPの議会録画をご覧ください) そのため、起立26人となり、1票差で否決となりました。その場で「おかしいではないか」、「もう1回数えてほしい」などの意見がでれば、数えなおし等も行えたのですが、議長が「賛成少数で否決されました。」と一旦宣言するとその決定が覆すことはできません。それが議会ルールなのです。
 議案に納得いかなかった私には、なんだか「目にみえいないおおいなるものが働いた」としか思えませんでした。

高速5号線(二葉山トンネル工事)を巡る契約は問題あり! 2019/12/23 
 メディアでも話題になったので、ご存知の方もいいかと思いますが、この12月議会では、高速5号線をめぐり、納得のいかない議決がありました。高速5号線とは、温品JCTから広島駅北口出入口へ至る4キロの新しい高速道路のことです。広島県と広島市が設立した「広島高速道路公社」が2000年から200億円の契約で工事をすすめてきました。

 ところが、今回この200億円の契約には、トンネル内の工事費が全く含まれていなかったことがわかり、この度87億円の増額を施工業者から請求されました。どう考えても事前合意があったに違いありません。公社側はトンネル内の工事も含まれていると思っていた、と説明していますが、そんなことがあるでしょうか・・そもそも工事を請け負った企業体は当初300億円を計上していたのです。とりあえず200億円で契約し工事を始めさえすれば、あとから費用を追加するからと約束をしたうえで、契約を結んだと考えるほうが自然です。

 不適切な契約だったということは第3者委員会の調査で指摘されているにもかかわらず、真相も究明できていないにもかかわらず、市議会は、増額・変更の同意案を賛成として可決しました。こんな馬鹿げたことがあるでしょうか。不適切な契約に目をつむって、事業の早期実現が優先と広島市が賛成していいものでしょうか。驚くというか情けないというか、前代未聞です。

 いまも工事はやっています。もともと増額ありきですから、工事は停止するわけではなく、日々、トンネル工事はしているのです。しかも、今回、説明なく高速2号線との連結も同意案になかにいれこんできました。議員の権能は、こういったずさんな契約の真相を究明することが仕事ではありませんか。怒りを通り越して、情けない気持ちでいっぱいです。

 
 
 9月議会がおわり、ひきつづき決算委員会がはじまります 2019/10/8 
この議会では所属常任委員会である経済観光環境委員会と文教委員会(委員外)で質疑をしました。

●経済観光環境委員会・・・中央卸市場について。
 市場を使用している業者の「また貸し」に対する処分の問題です。
市場には業務条例があり、それに違反した場合には監督処分(罰金・使用禁止・指定取り消しなど)が規定されています。が、今回は監督処分の規定で処分するのではなく、行政処分として注意し、行為を改めさせるということでした。理由としては、業者が「また貸し」をしてはいけないということを知らなかったということ、業者は深く反省しているということなどが答弁されました。
 「知らなかった」「反省している」で処分が終了するのでは、市場を管理運営する能力について不信感をいただかざるをえません。
 これから新しい市場を建設していく予定になっていますが、新市場法が来年施行され、来年2月議会では条例改正も行われます。規制も緩和されますが、市民にとって、本当に利益がある体制にしていかなくていけません。

●文教委員会では「放射線副読本」について質疑をしました。
 そもそも副読本とは教科書を補完するもので、各学校の採択委員会で、採用するかどうか決定していきをします。
しかし、この「放射線副読本」は文部科学省から、直送で、各学校に配布されました。これらはみなさんの税金で、約2億円がつかわれています。
 副読本は、小学校、中高校用の2種類があります。「教育委員会として、どんな対応をしているのか」と問うと、一切関与していないということでした。
 この「放射線副読本」のコピーを読んだところ、かなり難解で、とても子どもたちが理解するものではありません。しかも、事実として、放射線による事故でなにが起こるかどうかの事実が記載されていません。東海村の臨界事故で2人死亡したこと、この福島の原発事故で作業員が白血病で労災認定をうけていることなどには全くふれていません。一連としての文脈は「原子力は安全だ」という神話にもとづいています。
 様々、調べてみると福島大学の有志の先生が作成している「放射線副読本」は事実にもとづいて、こどもでも理解しやすい内容になっています。
 私は被爆都市としての経験知をいかし、広島市の教育委員会として、広島独自の副読本を作成すればいいのではいかと提案しました

 高齢者の福祉・・・安心と活力ある健康長寿社会?? 2019/9/5 
  広島市の事業として、敬老の日を前に、今年平成31年度中に100歳に達する方を市の市長・幹部が訪問する100歳高齢者訪問があります。広島市の今年の対象者は359人です。この100歳の方へは敬老金3万円と記念品の時計が贈られます。

 広島市全体での100歳以上の高齢者の方は令和元年8月現在では937名となっています。平成20年度の100歳高齢者の方は500人。この10年という期間に倍増しています!!もう、10年経過するともっと増加することは間違いありません。

 100歳の目からはこの広島、そして、日本はどのようにみえるのでしょうか。戦争を経験し、悲しみを乗り越えてきた人々です。ゆっくりとお過ごしくださいといいたいところですが、施設不足、人手不足はじめ長寿を支える社会には「ひび」が入ってきています。これからは外国からの人材手助けが必要な時代となります。人口減少社会のなかで豊かに暮らすことを真剣に考えていかねば、手遅れになります。

 選挙ポスターの不思議 2019/8/14 
 選挙の際には、候補者の選挙運動にかかわる経費の一部を一定の条件のもと公費で負担してもらえます。ポスター印刷、ビラ印刷、選挙カーのレンタル料金、ガソリン代、運転手の日当等です。それぞれ単価や数に上限があります。が、初めての選挙の時から不思議に思っていたのはポスター印刷代金です。

 まずは枚数です。ポスター掲示場の数の2倍の枚数が上限となります。どうしてそんなにたくさんの枚数がいるのか謎です。実際には貼る際に失敗したり、選挙中に破れて張り替えたりで、予備に数十枚は必要ですが、それ以上は不要です。次に金額です。印刷会社にもよりますが、上限となる金額の3分の1程度のところもあります。(写真代、デザイン料等を含むかどうかでも金額は変わります)

 公金でまかなわれる選挙費用についてもっと節約できるのではないか、というのが私の提案です。新たに今回の選挙から始まった、候補者の政策等を 有権者が知る機会を拡充するための選挙ビラの印刷代も公費で賄われますが、上限はほぼ実勢価格と同じです。デザインを別途お願いしたりすると公費だけでは足らないくらいの金額です。時代が変わってきたので、ポスター印刷代も、ビラの印刷代と同様に実際の価格に近い金額設定、枚数設定にすべきではないかと思います。

 現在、公費の上限額いっぱいに請求することは違法ではありません。が、ポスター以外の印刷物の料金も入れ込み上限額かっきりで請求している人がいるのではないか、あるいは印刷会社が余分にもうけているのではないかという私個人の疑念があります。なぜなら、(印刷枚数にばらつきがあるので一概にはいえませんが)公費請求された1枚のポスターの値段に14倍近い差があるからです。どうしても納得がいきません。

 昨年の12月議会の一般質問で「このような価格差の実態をどう考えるのか」と投げかけました。当局は「選挙ポスター作成費用では選挙ポスター以外のものを印刷作成はできませんし、その他のものを印刷することは違反です。万がいち、そのようなことがあれば、公金詐取にあたりますので、厳正に処理します。」と答弁しています。

 5期目の選挙にあたって、再び、情報公開請求を行い、各候補者の選挙ポスターの請求額、印刷数、印刷会社の契約書などを調査してみました。選挙ポスター1枚の価格の最高額は2759円、最低額は203円でした。印刷技術が進歩していていることで、各印刷会社の持っている機械、紙の質にも差がでていることは当然ですが、13.5倍の差はあまりにも大きく不思議でなりません。市民のみなさんはどう思われますか?

 2019年の広島市議会議員選挙での選挙ポスターにかかわる請求額などの一覧表(各区にわけています)はこちら

 夏の陣が終わり、猛暑の夏 2019/8/14 
 ドキドキの参議院選挙が終わりました。なんといっても「れいわ新選組」、「N国党」の報道の取り上げ方がすごかったです。毎日、朝から夜まで・・・私自身も参議院選挙でこれらの候補者が議席を得るとは正直なところ思っていませんでした。後の報道で、SNSでの拡散や、山本太郎の街頭演説の群衆の様子などを知りましたが、熱気がバンバン伝わるものでした。

 広島県選挙区では、自民党2議席ではなく、野党も1議席はほしいなとおもっていました。前半は自民党の2議席戦争が中心となり報道でも埋没気味。・・どうなるのかとおもいましたが、後半で県民のバランス感覚が作用したということだと思います。結果、ベテランの自民党議員の敗北で自民党1議席、野党1議席で終わりました。

 野党の街頭演説では、沖縄県の玉城知事とミスター年金の長妻議員の訴えが的を得ていました。政治家としてのブレない姿をみて、こうありたいと思った次第です。

 参院選近づく 2019/7/19 
 参議院選挙の投票日が迫ってきました。各報道が盛んに動き回っています。わたしも期日前投票に行ってきました。そこで、朝日新聞が出口調査をしていました。この調査がどう判断されるのか、また、実際、投票箱をあけてみて、結果はどうなのか・・・

 この広島選挙区は自民党が2人競合しています。それと野党統一といっても(共産党を除く)3党の結集の1人の候補との実質、自公対野党連合との闘いです。

 交差点を通りかかると、雨の中、白神社前で演説をしていた「森本しんじ」さんがいました。その応援で年金問題で有名な長妻議員、沖縄県の玉城知事、女性として長崎県選出の西岡議員が登壇していました。どの議員も期日も迫っているので、その訴えにも力が入っていました。

 「この広島から自民党が独占すると平和都市のひろしまの市民、県民は平和に関して、自民党の改憲姿勢によしと判断したということになる。安倍総理はそれを狙っている。だから、野党の席を守らないといけない。」という論でした。

 「がんばれー」という声があちらこちらから上がり、雨のなかの演説会が終わりました。選挙戦の結果は21日に判明し、その後の体制があきらかになります。

 5期目として、議会活動がいよいよスタート! 2019/5/18 
  皆様の付託をうけ、議会人としての活動が正式にスタートいたしました。任期は2023年までです。

 臨時議会が開催され、各常任委員会の配属が決定しました。私は経済観光環境委員会です。

 議長副議長の選挙も行われましたが、 今回の議長選は、夜遅くまでかかりました。市長与党と市長野党との対立で、年功序列でいくか、数の力でいくか、綱引きと同時に疑心暗鬼になっている議員も多くいたようです。

 新しく議長として、信任された山田議員は、以前、子ども会旅費と政務活動費の2重どりを指摘されています。私は、そういった行為は許されないとして、2007年9月28日に山田議員の辞職勧告決議案を提出しました。(ちなみに辞職勧告決議は1947年以来、60年ぶりということでした。) ただし議会では賛成少数で否決され、 同じように脛に傷を持つ議員が多いのではないのか、とあきれてしまったのを思い出します。時間が経過しても、私も市民もよく覚えています。残念でなりません・・・・。
 
 「市長と車の両輪となって」との所信表明どおりに、どうぞ行政に取り込まれることなく、市民のための市議会運営をしていかれることを期待するばかりです。

 5期目への挑戦 2019/2/15 
 気がつけば、もう2月。「2月は逃げる」といって、時間があっと今に過ぎていきます。

 いい風が吹き込めばよいと、節分の日は、「鬼は外、福は内」と豆をまきました。ただ、翌朝、まいた豆を玄関先でみつけ、「なんで豆が?・・」としばし考え込んでしまった私。加齢とは怖いものです。

 さて、3月下旬には地方統一選挙があります。議員になって16年目、いままで多選はいかがなものかといっておりました。しかし、今回の統一地方選挙は、若返りどころか古株議員がズラリです。安佐南区はわれこそがと新人が6~7人も出馬予定ですが、中区はわたしが出馬しないと無投票の恐れ。そこで、支援者はじめ皆さんと相談した結果、5期目に挑戦となりました。

 今回の選挙では、16年間訴え続けた選挙公報がでます。HPや選挙公報等を参考にしっかりと選んで欲しいものです。どんな結果でも私たち市民が選んだ結果です。

 広島市市議会は女性で成り立っている! 2019/1/6 
 あけましておめでとうございます。
 お正月、三が日はお天気に恵まれ、穏やかな日々でした。きょうから仕事はじめです。事務所などに届いた年賀状、メール、FAXをみると幾人から、いままで発行した私の議会だよりや地元新聞の特集へのコメントが書き込まれていました。

 関心が高いのが、昨年12月24日の中国新聞の「広島市議会議論の傾向は?3年間の議事録分析」の反応でした。議員各自の発言量が、棒グラフ状に文字数であらわされています。議事録のデータから、一字一句を数量化するというICT技術を駆使した結果です。市民のみなさんの声は、「せっかく調べたんだから、実名をのせるべき」「あなたは何番目なのか?」「0字は全く発言しないということか」など様々です。私自身もこの分析をみて、日ごろの議会のなかでの議員の言動を知っているので、おおよその見当はつきます。上位3番目は私・・かな。
 しかし、一番興味深いのは、上位10位のなかで6人は女性である!(会派のメンバー構成と日ごろの発言を比較すると容易に推測できます。)ということです。広島市議会の女性議員8人のうち6人(無所属2人・共産党4人)が議会で論陣を張っているということになります。つまり、行政監視の役割を担い、声をあげているのは実際に女性だ!!ということなのです。

 それにしてもこのように客観的な数字となって、提示されると「一目瞭然とはこのことだ」と唸ってしまいます。この任期中、いろいろな疑問や思いを言葉に置き換えて、発してきたことが積みかななるとすごい数字となるのだなとあらためて身の引き締まる思いです。

 政務活動費詐取事件の公判の一部始終がネットで読める!! 2018/11/26 
●熊本元市議会議員の行い(虚偽領収書による政務活動費の不適切使用)は、以前から、議会でもたびたび問題になり、議員辞職すべきなのではないかと議長に申し入れを5回していました。

●熊本氏は、すべて否定して議員を続けていましたが、今年の1月に議員辞職。3月に行われた補選に議員の妻が出馬して、落選。その後、起訴され、公判が11月21日からはじまりました。

●公判の日程があきらかになり、新聞報道でもかなりの内容が記事になっています。時間調整ができれば、傍聴にいってみたいと考えていましたが、調整がつかず、傍聴に行った人から、話を少し聞いてはいましたが、隔靴掻痒でした。

●ところが、なんと中国新聞アルファというサイトで、公判での検察側、弁護側のやりとりの詳細が書かれています。ビックリです。傍聴には、カメラ、ICレコ―ダーの使用も禁止されているなか、よくこんなに詳しくメモしたなと思いますが、読み応えのあるものです。開いた口がふさがらない状況が次から次に・・・。しかし、読んでいると悲しく、情けなくなり、同じ同僚議員だと思うだけで、ガッカリです。

●市民の皆さんもご一読ください。「中国新聞アルファ」で検索してください。

 
 9月議会がはじまりました 2018/9/21 
●暑い、暑い夏が遠のいた感じがします。彼岸入りとなり、9月議会が始まりました。そして10月になると決算特別委員会があります。

●議会では、総務委員会所属なので、危機管理、災害担当が所轄のなかに入っています。今回の豪雨災害への対応などをしっかり質問していこうと思います。

●議会初日に報告事項に関して、質疑ができます。今期は総務委員会所属で(厚生委員会の所属ではない)ので、市立病院に関しては初日しか質問する機会がありません。そこで下記の4点を質しました。
① 経営状況 ②災害医療 ③女性医師の処遇④業務実績評価の法人自己評価と市長評価の違い
議会HPで質疑を視聴できます。

 豪雨災害について 2018/9/3 
豪雨災害から、まもなく2カ月をむかえようとしています。

ここまでがほんとうに怒涛のような日々であったことは、被災者の皆様、支援にあたられる様々な立場の方々が感じておられることだと思います。累積雨量が489mmという想定を超える記録的な雨が安芸区、東区、安佐北区などを襲いました。23名の方々が亡くなられ、いまだ2名の方が行方不明という状況です。建物の全壊、半壊、一部破損が595棟、床上・床下浸水が1970棟、公共施設の被害は道路554か所、橋りょう25か所、河川190河川で842か所、下水道58か所、公園21か所、農林水産業施設は1230件という被害となりました。

これから、3年をかけて、復旧することになるために、今回の臨時議会では172億円の予算が議決されました。必要なことなので当然、だれも反対などしません。ただ、大災害でいままで広島市の貯金(財政調整基金)は減少しつづけています。財政非常事態宣言はいまなお続いています。次世代にツケをまわさないためにも節約できるところは節約し、無駄づかいしないようにしなければなりません。

 大雨で甚大な被害 2018/7/9 
 前回の土砂災害の傷もいえないのに、また、災害がおこりました。大雨警報を携帯が何度も教えてくれるという時代になりましたが、実際には犠牲者がたくさん・・・自然の脅威に震えます。安佐北区、安芸区、東区はテレビ報道もあり、現場の様子が伝わってきました。これからも大変な状況です。

 当事者になれた市民の方から、実際どの道が使えるのか、どこが危険なのかの経路がしめされず、公的な情報発信がなかったと。一番、あてにできたのが、ツイッター。次々に新しい情報がつぶやかれ、すごく参考になったとか。
わたしもYOUTUBEから得る航空からの情報がいちばん全体像が把握しやすいものでした。
 今からが大変です。復旧工事、市民のみなさんの生活維持、暑い夏を迎えるいま、体調を整えて一丸となって取り組みをしなければなりません。

 ボランティアセンターはまだ、開けていません。広島市社会福祉協議会のHPから情報がとれます。まだ、準備中ですので、勝手に動くと迷惑にもなります。いま、しばらくお待ちください。

 6月議会がはじまりました。 2018/6/26 
梅雨に紫陽花、季節を感じる日々です。
6月議会が始まりました。18日に市長説明があり、21日から一般質問です。18日の初日には議長不信任決議案がだされましたが、(否決されました) 議長役をすることになっていた副議長が地震による新幹線停止で議会に間に合わず、議会が開始できないという前代未聞の出来事がありました。
すでに初日に不信任案が提出されるのはわかっていたことですから、自分が議長役をするという認識はあったはずだと思います。議会当日の朝、九州から帰るという予定だったようです。私用だったということですが、地震があって初めて行動が浮き彫りになりました。せめて、前日の夜は広島にいるべきだったと思います。私用って何なのかしら・・野球?ではないかと噂がでています。残念な出来事です。

25日は私の一般質問です。テーマは●未利用地と市の財産●国保の誤給付 ●LGBTの対応●性教育●橋の架け替え●市立大学塾のあり方●入札制度●青少年野外活動センターとこども村●終活情報登録制です。詳しくは市議会HPの録画をご覧ください。こちらから

 やっと選挙公報発行! 2018/6/9 
■選挙公報とは、立候補した全ての候補者の考え等を記載した文書で、公費で有権者に配布されるものです。特に政党に属さない新人候補にとっては、自分の主張を(無料で)有権者に訴えることができる、とても大事な手段です。市長選挙、県知事選挙ではすでに実施されています。

■当選一期目の一般質問で選挙公報がなぜないのかを質疑しました。かれこれ15年前です。それ以来、いろいろな場面で訴えてきましたが、議会側の合意がとれないまま時間だけが経過してきました。平成27年度から議会改革推進会議の委員となり、選挙公報の問題を俎上に載せることができ、やっと、やっと、この6月議会に議員提案として提出することになりました。取りまとめた議会改革推進会議の代表が趣旨説明します。

■来年の統一地方選挙では選挙公報が市民にみなさんのお手元に!平成28年5月1日現在で、選挙公報が発行されていないのは、政令指定都市では、北九州市と広島市のみです。この状態からやっと抜け出すことができます。それにしても長い、長いみちのりでしたが、あきらめず、言い続けることが大切です。

 縁あって、バングラデシュ大臣来広のエスコート 2018/6/9 
■非公式ですが、日帰りでバングラデシュの漁業・畜産大臣チャンダ氏が、被爆の歴史を学びたいと広島にこられました。平和公園はじめ原爆ドーム、資料館を熱心にごらんになって帰られました。12時から17時の短いおつきあいでしたが、政治の話になって、県議会も市議会にも女性議員が少ないことにびっくりされてました。

■バングラデシュの首相は女性でハンナ氏。パキスタンから独立したときの国父といわれるラフマン氏の長女です。「こんな進歩した国なのになぜ女性が活躍していないのだ?」ときかれ、「ごもっともな質問です、みえるところは進歩していますが、意識は進歩していないのです」と答えると不思議な顔がかえってきました・・・。「我が国では候補者男女均等法がこの5月16日に成立しましたが、政党に女性議員を増やすようにという努力義務をいうものです。とにかく裾野を拡大しないと前には進みません。」と頭をフル回転させ、説明しましたが、つたない英語力なので、うまく伝わったかどうか?心配です。

   

 かき船の平和公園対岸への移転反対活動/裁判 2018/6/7 
 かき船裁判の最終口頭弁論がおわりました!

私はかき船を広島平和記念公園の対岸に移転させることへの反対活動を支援してきました。

裁判は長い時間がかかります。かれこれ3年となりますが、15回(14通の書面、86号証に及ぶ証拠)の弁論を繰り返し、国(かき船に占用許可を与えた)と闘っています。今回最終弁論を終えて、判決を待つのみとなりました。

国の主張は「市が責任をもつということで、許可した」の一点張りで議論がかみ合わないままです。行政は法令をもとに仕事をしていますので、どこでどうねじ曲がったのか、訴えた原告側にはよくわかります。国は、ほとんど反論できないまま、ここまできました。裁判官はさて、どう判断するでしょうか。世界遺産の原爆ドームの景観は、負の遺産なので、まもらなければなりません。でないと世界遺産取り消しもおこるのです。

たとえ不満足の結果となっても、「しつこく、粘る、決してあきらめない」ということが大事だと弁護士からは言われています。確かに時間が経過すると世論などが後押しになって、結果が覆ることはあるからです。最終弁論後の報告会で、福山の鞆の浦裁判で勝った経験をもつ弁護士が「裁判は楽しかった、やりがいがあった、なぜなら間違ったことはいっていないので。」という言葉に私は深く納得がいきました。

判決は9月19日(水)11時30分 地裁です。

 世界遺産委員会NGOワールドヘリティジウオッチ2018(バーレーン)へ参加決定

上記の裁判の原告たちが、地元での活動だけでなく世界から意見をあつめようと、この会議にいくことになり、正式に<かき船裁判の状況>を報告することが承認されました。NGOといえどワールドヘリティジウォッチという影響力のある団体での発表が承認されたことはうれしい限りです。かき船裁判の原告のメンバーが参加することになりました。「world heritage watch」のHPはこちら

 <政治とカネ>不信の結果! 2018/3/22 
 安芸区の補選結果が18日にでました。政務調査費にかかわる詐欺罪で起訴された元市議の妻が立候補していましたが、落選。当たり前といえば当たり前の結果だと思います。

 投票率は過去最低(17%)という結果もそのあらわれです。しかも、無効票が692票もあったとか。常識的に考えても、<起訴され辞職した政治家の妻を立候補させる>ことは道義的にいかがなものかと思います。起訴されたご本人は不正を一貫して否定されてますので、証拠を示し、説明をすればいいことです。簡単なことです。しかし、しないままでした。

 また、<同じ会派であるということで現職議員が選挙応援に行く>なども道義的にいかがなものかと思います。

 落選の弁は、候補者本人(妻)ではなく、元議員(夫)が語ったとのことです。候補者であったなら、<自分の言葉で自分の力で有権者に伝えること>が重要なのではないでしょうか。

 さて、これからいよいよ公判が始まります。注視して、参ります。

 安芸区の補欠選挙はじまる! 2018/3/10 
●安芸区の熊本議員の辞職に伴う補欠選挙がはじまりました。

●9日公示で18日が投票です。2人が立候補しました。共産党中石仁さんと辞職した熊本議員の妻熊本純子さんの一騎打ちです。多くの候補の出馬を期待していたのですが、急な事だったせいか出ずじまい・・・。

●結果はどうなるのでしょうか。安芸区の皆さん、選挙に行きましょう!

 祝 ご卒業 大手町商業高校!! 2018/3/10 
●夜間コースのある定時制高校の卒業式が行われました。新しく「みらい創生高校」として、開校するので、古い校舎や体育館での式はこれが最後となります。

●そのためか、今回の卒業式は一段と感慨深いものでした。ほぼ、毎年参列しているのですが、卒業生の答辞の素晴らしさに感動させられます。働きながらの学びの深さを感じつつ、学友と交流をふかめ、皆に感謝しながら学生生活をおくることが自分の人生にとっても宝のようなものだという内容でした。

●卒業生のなかに60歳代の女性がひとりおられました。涙、涙の様子をみながら、私も涙が出てしまいました。よく頑張った!と抱きしめたい思いでした。これからの卒業生の皆さんの人生を切り開く力にエールをおくります。

 ノーベル平和賞受賞のICAN事務局長 フィンさん広島訪問と
女性議員との面談(2018年1月15日)
 2018/1/18
  今回、平和賞を受賞されたICANのフインさんの広島訪問に合わせて、広島市議会の女性議員が、受賞のお祝いとこれからも核兵器廃絶にむけてともに頑張りましょうというメッセージを直接お渡ししました。

 フィンさんは女性の力は大切だということ、女性議員が少ないことに驚き、次にくるときはもっと増えていてほしいと話されました。時間がないなか、笑顔でしたが、常にエネルギーを感じました。

 当日は国際会議場で彼女の基調講演と若者との交流会などがあり、傍聴しました。高校生、大学生も英語で発表することが上手にできていて、驚きました。

 私もとても元気をいただき、核兵器廃絶にむけての努力を市民社会からしかけなくてはいけないと痛感しました。

   

 2018年明けましておめでとうございます 2018/1/5 
 新しい年を迎えました。
 元旦は晴れで1年の幕開けは、朝日が美しいものでした。
 皆さまはどのようなお正月をお迎えになりましたでしょうか。

 私は、仕事納めまでしっかりと調査等の仕事をしていましたが、年末から年始にかけて風邪をひき、大変でした。

 ところで、広島市には、平和公園内外に被爆建物がたくさんあります。ただ、その保存には費用がかかり、それは、すべて地方自治体の負担となっています。

 私は、被爆建物の保存は国の史跡指定を受ければよいと思います。「核兵器の被害や戦争の悲惨さを伝える遺跡」として、永久に国が責任を持ち、国の予算で補修等をすることが必要だと思います。ちなみに長崎市は爆心地と4つの遺構が国指定史跡となっていますが、広島市は原爆ドームのみです。

12月議会も終わり、年の瀬に 2017/12/30 
  今年1年があっというまに終わりました。なんだかいつもよりは早いというか加速している感じがします。

 12月議会日程はノーベル平和賞受賞の招待が広島市長(平和首長会議会長)にあり、ノルウエーに出張を急きょするということで日程調整がありました。被爆者の方々の努力が評価されたことが今回のI CANの活動の軸であったと思います。

 サーロー・節子さんの素晴らしい演説とオスロ―の町を行進する被爆者の方々の笑顔をニュースでみたとき、広島市民として感動で胸が詰まる思いがしました。核の非人道性を訴えつづけてきた長いみちのり・・気持ちはゆるぎないものがあります。しかし、いのちには限界があり、年々、被爆体験者は少なくなってきます。

 平和の尊さをどう訴え、継承していくかが次世代の私たちの仕事です。

 在宅起訴!議員辞職すべきとの声が大きい 2017/12/30 
  市長と蜜月関係の熊本議員がついに詐欺罪で起訴されました。

 いつになったら、動きがあるのかと市民からよく聞かれていました。やっとという思いはありますが、一方、調べると起訴されての有罪率は99%という刑確定の数値に驚きました。これから、真実が公判であきらかにあると思いますので、それに注目したいと思います。

 地方自治体のあちらこちらで市長、議員の不祥事が報道され、情けないかぎりです。政務調査費(現政務活動費)は、ごまかしが横行し、やっと膿だしの領収書公開に踏み切るなどすこしづつ、透明性に力を注いでいるのですが、まだ、足りないこともあります。

 それにしても不正をしていないといいつつ、広島市に448万円を返還する意味が理解できません。不正をしていないなら、返還しなくてもいいのではないかと思います。また、議員が起訴されるという前代未聞の事実は重いので、私は議員辞職すべきと思いますし、市長も信頼できるかどうか付き合う議員をよく見定めることが必要なのではないでしょうか。

 12月議会が始まりました。 2017/12/8 
  日々、寒くなってきています。街角にはクリスマスの飾りつけや忘年会の宣伝ちらしが舞っています。
 年末になり、振り返ってみるといろいろありますが、一番気になっている案件は、いまだ解決できていない「同僚議員の政務活動費(書類送検すみ)の不正」といわれるものです。
 起訴か不起訴かが不確定なまま、新しい年を迎えるのか・・・。納得がいきません。

 ルワンダの内戦を乗り越えて、マリールイズさん 2017/12/8 
  アフリカのルワンダでは、長い内戦が続いていました。特に、1994年4月からの約3か月に80万から100万人の大虐殺があったという悲しい歴史もあります。そんなルワンダから、いくつもの奇跡的な出会いを経て来日したマリールイズさん。彼女は、日本に学び、帰化し、いま、「故国に教育を」と活動をしています。縁あって、お話をきくことができ、その前向きな生き方に感動しました。平和であることがどれだけ大切か・・・

 ルワンダの国会議員の6割が女性でしめられていおり、平和をねがって、
きめ細かい政策が立案されているそうです。国会議員の背景は様々でなにか
地位があるとかお金持ちとかではなく、普通の市民や障がいをもった人たちが
活躍しているとお聞きしました。

 彼女は今、NPO法人を立ち上げて、活動をされています。
関心のあるかたは、↓こちらのHPをご覧ください。
HPアドレス http://www.rwanda-npo.org/
わたしは会員になりました。福島市に住ながら、日本で活動をされています。
ルワンダは、主食はイモ類ですが、コーヒーも紅茶もおいしいです。

 第27回国連軍縮会議・広島が開催されました 2017/12/8 
 核兵器禁止条約の採択をうけて、様々な立場のかたが意見を述べました
わたしはこの条約の採択にあたって、2人の女性の働きに注目していました。
コスタリカのホワイトさんと国連事務局の中満泉さんです。2人のスピーチとセッションでの発言は的を得ていました。これからの活躍を期待しています。
   

 戦いすんで、日が暮れて。総選挙終了・・・ 2017/10/23 
 台風で大雨のなか、自民党の圧勝で総選挙は終わりました。野党が分裂、結局、自民党に利があったということですね。

 しかし、立憲民主党は私の予想どおりの働きでした。テレビの選挙速報をみながら、リベラル派の受け入れ先になったのだと納得がいきました。ただ、中国地方にその波が届いていない感じはしましたが、比例区の票の上乗せには役立ったのではないかと思います。

 森友、加計問題かくしの大義ない解散で、時間のない中、立憲民主党は、よくここまで。枝野さんの決断とSNSの力がうまく風を作ったということだと思います。

 わたしは安保法制は違憲だと思いますし、戦争もいやです。この年にノーベル平和賞を核廃絶のアピール活動をしているICANが選ばれたこともうれしかったことです。

 衆議院選挙の投票日が近くなりました 2017/10/21 
 選挙がはじまっても、選挙カーにであうことがあまりありません。この1週間で1回だけ。
 議会のなかで仕事(決算審議)でビッチリなので、余計に出会わないともいえます。

 新聞紙上では刻々と情勢が変化してきているのがよく分かります。5紙を読み比べながら、政治家の言葉の重みをひしひしと感じています。

 あっという間に失速した希望の党。あれよあれよと躍り出た立憲民主党。選挙は最後の最後までわかりません。


 衆議院選挙・・・税金が飛んでゆく! 2017/10/4 
 国政選挙で使われる税金は600億円超えの経費がかかります。

 なぜ、いまなのか!大義がありません。森友、加計問題隠しといわれていることも合点がいきます。このお金で子育てはじめ様々な政策が実現できます。もったいない。

 小池旋風がふきあれていますが、この風がどうなるのでしょうか。 
 政治の風は時間の経過とともに、その風速が変化しますから、怖いものがあります。計算どおりにはいきません。読み違えると目的が達成できません。

 わたしは、民進党から無所属で出馬する議員たちや、自らの政治信条を貫き、小さいながら立憲民主党としてスタートした議員は応援したいと思います。
 
 一方、ときの風に乗って、勝ちたいだけにしがみつく議員の態度には希望どころか失望を感じます。

 9月議会がはじまります。(登壇22日午後13時ごろ) 2017/9/14 
  暑かった夏が終わりました。朝夕は涼しい日々です。

 19日から29日まで9月議会が開催されます。今回は一般質問に登壇します。いろいろ課題があって何時間でも質問したいところですが、30分です。いろいろ練っていますが、詰め込んだ内容になると思います。

 危機管理・人事交流・所有者不明土地・ゴミ屋敷・多文化共生・平和関連・がん対策・中央市場・サッカースタジアム・財政・恵下問題などなど私にとって、言いたいことばかり、関心が高いものばかりです。どれかを削らないと30分には収まりません。困った!

 市長の発言にびっくり(@_@)! 2017/9/14 
 9月6日の定例会見で、中央公園にサッカースタジアムをという案件について、住民が反対しているがと記者からの質問がでました。その際、「爆弾を落として人を殺そうというものではない、スタジアムをつくるという話だ」などという論調で発言していました。例えで言うとしてもこの発言は不適切です。平和宣言を世界に読みあげる平和市長にはふさわしくありません。本当にがっかりです。発言はこちらから(42~45分頃です)

 86日と89日の原爆の日 2017/8/11 

広島と長崎で72回目の祈念の日を迎えました。

 それぞれの市長による平和宣言は、核兵器廃絶への思いに温度差があるように感じました。長崎市長は、核兵器禁止条約への日本の不参加を無念に思う気持ちを、かなり踏み込んだ言葉で表現していました。また、長崎の被爆者団体の代表者たちが、安倍首相との面会で「あなたはどこの国の総理ですか。わたしたちを見すてるのか」と発言されました。すごいインパクトのある言葉だったと思います。安倍総理はどんな気持ちであったのでしょうか。

 あれこれ言う方もいますが、核兵器禁止条約は、核保有国に対して非核保有国が、手をつないできちんとものを言った画期的なものです。核兵器廃絶へのヒバクシャの方々の祈りが実った、まさに72年の努力の賜物です。 

 原爆被爆手帳をもっているヒバクシャは全国に16万4216人、戦争の悲惨さを伝える人びとが自然減で少なくなってきています。一方、若い人たちは、終戦の日も答えられないと報道で伝えていました。

 この猛暑のなか、ミサイルを広島県の上を通過させると北朝鮮が威嚇しているというニュースが飛び込んできました。条約の誕生の喜びに水をかけられた思いです。外交交渉で平和を求めることはできないものでしょうか。

 こども食堂 2017/7/28 
 広島市内にはこども食堂が3つあります。昨年2か所、今年1か所開設し、いずれも法人格(NPO法人、社会福祉法人、一般財団法人)をもっています。公募で選ばれ、市の補助事業(広島市ひとり親家庭等居場所づくり)で運営をしていて、食事支援と学習支援の2つの柱でこどもたちを支えます。

 こどもの貧困が社会問題となり、いま、6人に1人が貧困といわれています。朝ごはんを食べていない、夕ごはんはひとりでという環境のなかで、「ここがあるから、大丈夫」といわれる存在になればいいですね。わたしはボランティアでお手伝いすることになりました。

 
 政務活動費の公開・・・HPで閲覧できます 2017/7/25 
●領収書が公開できるようになって、市民の方から、「わざわざバスに乗り遠くの公文書館まで行って、情報公開請求しなくていいし、気になる内容書類のコピー代も必要ないので、とクーラーの効いた部屋でゆっくりとメモしながら、作業ができる!」と喜びの電話がありました。また、いろいろなことに気付いたと。住民監査請求があるかもしれません。

●私の使途は、市政改革・無党派クラブです。使用は会派でまとまって報告されていますが、無党派クラブとして、私個人の控えもありますので、ご連絡くだされば、公開と説明を致します。

●私の使途の特徴としては、使用を認められてはいるものの、タクシー代、ガソリン代、携帯電話代、飲食代は政務活動費を使用していないことです。常日頃から、税金だという認識があれば、おのずとその使い方が領収書にあらわれると思います。そこに政治家としての姿勢も浮かびあがってきます。

 日野原重明先生、有難うございました 2017/7/19 
 日野原先生は、105歳。生涯現役と張り切って、「いのちの教育」をされてきました。
 聖路加看護大学(現:聖路加国際大学)の大学院生だった時、教えていただきました。当時、広島出身は私だけ、また女学院同窓(日野原先生のお父様は牧師で、女学院の院長だった時期があります)ということもあり、いろいろお声をかけていただきました。2003年の初選挙の折、応援してくださり、それ以来ずーっといままで選挙ポスターにはお顔とお名前をいれさせていただきました。「自分が生きているあいだ、名前と顔は大いに活用しなさい。」という茶目っ気のある承諾を受けていました。

 初当選の時は、大きな白い胡蝶蘭の鉢が届き、2期目は「これからだね。市民の付託は大きいよ。」と励ましてくださり、3期目は「いよいよ、市民の信頼度が増したね。」4期目にお会いした時は車椅子でしたが、「よくやっているね。僕もまだまだがんばるよ。」といってくださいました。

 私にとって、いつもほんとうに味方でいてくださって有難く、そして、師としても尊敬できる方でした。私も生涯現役で頑張ります。

  核兵器禁止条約を採択!! 2017/7/9 
うれしい二ユースです。「核兵器使用の被害者(被爆者)のたえがたい苦しみと被害に留意する」と明記され、長年の被爆者の皆さんの願いが叶うものでした。

しかし、日本はこの交渉に不参加という残念な結果になっています。被爆者団体はそのことをさらに残念と思っています。私たち市民も残念というしかありません。アメリカの核の傘の下にいるいまの日本では、苦しい選択だったかもしれません。

国連会議でこの条約の草案を公表し、まとめたコスタリカのホワイト議長に敬意を表したいです。たくさんの国をまとめて、ここまで交渉をした小さな国の国連大使ですが、コスタリカは戦争放棄の憲法をうたい、常備軍をもたない国です。明確な戦争放棄の背景があるからこそ、議長国としてのホワイト議長はがんばってくださったんだと思います。

 驚きました・・・政治倫理観ゼロ! 2017/7/9 
●7日午前10時から開かれた各会派幹事長会議で、熊本憲三議員に事実関係の説明を求めましたが、「市民に迷惑をかけたのは申し訳ないと思っているが、今は捜査中で申し上げることはない」というのみでした。議員への質問は2会派のみで、あっという間に終了しました。他の会派はどう考えていたのでしょうか。

●NHKニュースで報道記者の質問に熊本議員が「書類送検は自体は手続きの一環としてどんな案件でもするわけで、それをされたからといって、大騒ぎされることがおかしい」「やめる気ない」と発言しています。

●それに私は驚きました!!自分の立場がわかっていないのではないでしょうか。政治家が告発され、それが受理され、書類送検までされているということを甘くとらえています。女性事務員を雇用したように装い、うその領収書を提出したといわれる疑いに対して、潔白なら、もっと、早く記者会見を開いて、会計書類など公開し、丁寧に説明すればみんな納得がいくのではないでしょうか。

●市民の方から、「国会議員も地方議員もあきれた。都合わるくなって、入院しても報酬やボーナスはでるし、問われれば開きなおる。いったい倫理はどうなんか。」と。返す言葉がありません。

 書類送検!!説明責任をはたすためにも記者会見を 2017/7/6 
  不適切な政務活動費の不正使用で、市民から告発されている熊本市議会議員が、今日、県警から書類送検されました。現永田議長に、会派が真相解明を申し出て、もう1年以上すぎてしまいました。本人は否認しています。告発状を受理した後、送検まで長~い長~い時間がかかっており、どうなっているのかと思っていました。

 また、私は、不正使用は20万円とおもっていました・・・が、今日の報道でびっくり。新聞に数百万円(あるマスコミは3百数万円)と具体的な数字があがっていました。過去に遡って、調査したということでしょうか。では、もっと遡ればもっとあるのではないかと疑ってしまいます。

 号泣議員からはじまり、全国の地方議員の不祥事の数々。また、「このハゲー」の絶叫議員はじめ国会議員の失言も続いています。恥ずかしいし、情けない実態。

 はやく、真相があきらかになることを私は同じ議員として、願っています。一般的な流れでは、これから、起訴か不起訴かが問われ、起訴になれば、裁判が始まり、法廷で争うことになり、不起訴になれば不問になります。不起訴で納得がいかない場合が、検察審査会に申し立てることができます。

 6月議会が終わりました 2017/7/5 
  雨が降ったり、蒸し暑い日がつづいたり、不安定な日々が続きました。議会の状況によく似ています。

 年度初めとなる今議会では、議長選挙があるかもしれないと聞いていましたが、見送りになりました。そもそも議長に任期はなく、本人が辞表をだすまで、ずっと続けることが可能です。交代は、すべては水面下の駆け引きの結果なのです。
 今回は、1年交代が通例となっている副議長の選挙のみとなりました。その議長、副議長選出をめぐって、水面下でいろいろとあって、終了したのは午後9時でした。

 副議長は、自民党に所属(或いは支持)の議員が、期数によって順送りするルール(?)により、今期は山田議員となりましたが、以前、私は彼の子ども会出張旅費と政務活動費の二重取りに対して、辞職勧告決議案を提出したことがあります。したがって、政治倫理が高い人がいいと思い、他の人に投票しました。

 議会の委員会構成も変わりました。今期の所属委員会は、前期と同じ厚生委員会です。

 希望として、経済観光環境委員会か総務委員会のどちらかをを提出していましたが、希望どおりではありませんでした。特別委員会は平和推進・安心づくり特別委員会の配属となりました。どちらにしても、市民の皆さんの付託を受けた身なので頑張ります。

 禁じ手を使い、「共謀罪」徹夜あけの可決!!加計問題を隠ぺいか 2017/6/15 
  徹夜での攻防の末、国会で共謀罪の採決が始まり、午前の可決となりました。参院法務委員会での採決を省略する「中間報告」による参院本会議での採決です。

 中間報告で法務委員会の審議をパスするなんて、良識の府である参議院は死んだも同然。与野党が対立する法案としては10年ぶりに、委員会での採決を経ずに本会議で採決が行われました。数は力ということは地方議会でよくよく知ってはいますが、ここまでするのかとあきれてしまいます。

 成立を急ぐ理由は、加計問題を延々やられてはボロがでてしまうこと、法務委員会の委員長が公明党だから、野党の攻撃防止として配慮したということだと指摘されていました。また、テレビで何度も放送されたした、法務大臣の数々の答弁の心もとない様子は目をおおいたくなる有様でした。

 国家の中枢にいる政治家の堕落と違法でなければなにをやってもいいという姿勢に腹が立つと同時に、国連からの忠告にも耳をかさないなど世界にむけても恥ずかしいかぎりです。

 アウスビッシュ(オシフィエンチム)収容所への旅 2017/5/21 
長い間、行きたいとおもいつつ、いく勇気がなかったユダヤ人虐殺の場であるアウシュビッツに行ってきました。多感な少女時代に読んだフランクル著「夜と霧」や「アンネの日記」・・あれから、50年!経ちました。

●アウスビッシュ博物館は人類の負の遺産である原爆ドームと同じで、過去に実際そこでなにが起こったのか、負の振動が伝わってくる迫力のある展示となっていました。適切な言葉がみつかりませんし、なにをみても沈黙のまま。じっとみると涙がでそうになります。

この博物館には公認ガイドがいます。その中に唯一の日本人ガイドの中谷剛さんがいます。幸いなことに彼のガイド予約が取れ、館内を案内してもらえました。年間3万人の日本人の来館があるそうです。なめらかな語り口ですが、分析力に富んだ、国際政治など様々な関係をよみときながらの名ガイドでした。原爆資料館にも公認ガイドがいる!!と思いました。

博物館から2キロ離れたところにもうひとつのビルケナウの収容所があり、そこには、百数十万人のいのちが奪われたという、広大な土地があります。一面、タンポポが咲き乱れてました。これらの残虐な行為は、本当に人間がしたとはおもえないのですが、事実は事実です。してはいけないことが明確に伝わる場所です。

生きている間に2つの場にいくことができて学ぶを深めることができました。広島から平和活動をしていく意味を再確認した旅でした。

     
 ワルシャワ中央広場 アウシュビッツ日本人ガイド   食器の展示
     
強制収容所   ビルケナウ強制収容所  ワルシャワ大学

 平和と憲法 2017/5/5 
このGWはお天気がよく、FFの人出も多く、子連れのパパ、ママを沢山見かけました。夏のような日差しのなか、楽しいひとときだったと思います。まさに平和なひとときです。

●今年の5月3日は憲法70周年ということで、各地で行事が開催されました。改憲も護憲も討論しあった日です。そんななか安倍首相が、憲法9条改正と2020年の施行を目指す考えを表明し、「改憲に向けて進む。機は熟した。」という発言が報道されました。どう機が熟したのか・・世論調査も半々という状況のなかで突然の表明になにかうさん臭さを感じます。北朝鮮問題で東京メトロが止まる事態にも驚いたばかりなのに。

「あたらしい憲法のはなし」という1947年に文部省が発行した中学校1年生の社会科の教科書があります。いま、この復刻版(定価286円+税)がよく売れています。1952年にこの教科書は姿を消してしまったのですが、わかりやすく平易なことばのなかに確固たる信念があり、私は感動しました。戦後すぐに執筆され、戦争は二度としないという文脈が感じられる貴重な資料です。

●この本を読んでいる私のそばのテレビには、戦闘機を搭載した空母が画面いっぱいに映しだされ、・・。いいようのない気持ちになります。FFのパレードで若者の笑顔があふれているなか、この子たちが戦争にまきこまれない社会を作ることが大人の義務だと再認識しました。

 広島市立大学は知(恥)の拠点?? 2017/5/5 
●市立大学には市民のみなさんの税金(31億8000万円)を運営交付金として拠出しています。ですから、公立法人となってもその経営状況や計画は議会にも報告されます。しかし、法人となって、仕組みが変わり、大学からの直接の答弁はなく、なにかあれば報告があるということなっています。

●本会議・常任委員会では、大学からの職員の出席はなく、指導にあたる企画総務局がかわりに答弁します。したがって、「・・という風に聞いています」といった伝聞による回答になるのです。

●私は数年来、市大のハラスメントはじめ様々なことがらにかかわってきています。しかし、大学内で民主的に対応が本当にできているのか疑問がいっぱいあります。

●例えば、大学の図書館長人事です。この4月から、大学に出向している市役所の行政事務職OBが突然、特任教授となり、大学図書館長になりました。今までは学部の教授が兼任していました。教授となれば博士、修士があり、学術論文も書いているというのが大学では常識です。また、図書館長は、図書館学、情報学等に精通し、修士以上と大学図書館基準には書かれています。

●文部科学省にも尋ねました。大学の行政事務の事務長が図書館長になるケースは見当たりませんでした。

●今までの兼任でもいいではありませんか。なぜ、なんの資格もない事務長が図書館長になるのでしょうか。わたしは理解できません。大学側は学内の人事委員会で決定したというのですが、全くのお友達人事です。

●もう、ひとつ気になっているのが、日本学術会議が50年ぶりに科学者は「軍事研究をしないという声明をだしました。広島大学も同じように声明を公表しました。市大はどうなっているのでしょうか???

 恵下の埋め立て地から、なんと29倍のダイオキシン!!!!  2017/3/7
  今回の予算のなかに埋め立て地関係で4億円が計上されています。この予算には、埋立地から出たダイオキシンの処分費が含まれています。

 なぜ、ダイオキシンが?

 合併前の湯来町時代に、山の中に不法投棄され山積みになった廃タイヤの一部が燃える火事がありました。今回、その燃え殻が発見され、検査するとダイオキシンが基準値の29倍もあったという結果だったということなのです。

 私の頭の中は??が山積です。なぜ、以前の環境影響調査時にはそのことがわからなかったのか。火事は知っていたのか、そのことは知らなかったのか、なぜ、予見できなかったのか、なぜ、ダイオキシン確認時から4か月間も市民に公表しなかったのか。廃棄物担当、環境保全課などとよこに連携はとれていたのかなど・・・・なぜなぜでいっぱいです。

 今委員会ではこの埋立地関連質疑をキビしく追及します。

 2月議会と予算特別委員会がはじまります~市職員の過労自殺 2017/2/19 
●議会終了と同時に予算特別委員会が設置されます。会期は31日間です。

●予算案をみるといろいろな気づきがあります。どうしてこんな制度設計になるのか?と疑問を感じることがあります。予算書案のファイルも薄いです。また、議会での市長答弁も簡略化で短いものです。

●今回は市職員(女性24歳)の過労自殺についての対応についての質疑があり、厳しく対応を求める議員もいれば、全くそれに触れない議員もいます。私は、広島市は電通と同じ状況だとおもっています。市長は厚生労働省の労働畑であり、しかもワーク・ライフ・バランスをいいながら、全く現実や実態から遊離していたことになります。

●電通の社長は、引責辞任をしました。本来は、重大な責任であり、謝罪ではすまないのではないかと思います。

●公務災害が認定されると和解か裁判かということになるのではと推測します。亡くなった職員の方の親御さんの悲しみは計り知れないと思います。職場風土の改善が口だけでなく、本当に風とおしのよい職場になることを望みます。

あけましておめでとうございます。  2017/1/1 
●昨年はほんとうに世界も日本も激動の1年でした。今年はどんな年になるのでしょうか。

●私にとっては、4期目の折り返し点となります。議員としても個人的にもしたいことがまだまだあります。65歳!!という高齢者の枠のなかで人生をみるだけではなく、ひとりの人間として、物事をじっくり見て、選択しながら、社会に貢献できることをやっていきます。

●いたらないことも多々ありますが、皆さま叱咤激励を引き続きよろしくお願い致します。

 政務活動費の領収書のHP公開!   2016/12/22
 ●議会改革推進会議の委員として、政務活動費の透明性の確保をもとめて、領収書のHP公開の意見をまとめて提出したのは改選後の平成26年12月24日でした。

●会議のなかで「領収書は、議会事務局で閲覧できるので、わざわざHPにあげなくてもよい」というのが理由で先延ばしにされ、検討事項から遠ざけられ、まとまりませんでした。しかし、突然、今回議長の発案で会派幹事長会議でこのHP公開が実現する公算が大きくなりました。

●議会改革推進会議は議長の諮問会議の位置づけですが、そこを飛ばして、会派幹事長会議での提案になったのか??疑問ですが、わるいことではないのですすめてもらいたいです。

●これで市民のみなさんが議員の税金の使途がわかりやすくなり、不正使用の抑止力になると思います。

トランプ勝利に世界が激震!どうなってるのアメリカ・・ 2016/11/11
●アメリカ大統領選挙が終わりました。他国といえども世界の最大国の権力者を選ぶ選挙です。関心は高く、新聞、テレビの報道に多くの人がくぎづけだったのではないでしょうか。

●一般投票数ではクリントンが勝っているのに、選挙人の数では負けるという独特のアメリカ方式の選挙には合点がいきません。私は、女性初の大統領という期待があったので、ガッカリきています。

●暴言を吐きながら、強いアメリカを再びと叫ぶ白人至上主義のトランプ旋風が吹き荒れての結果とはいえ、いったいアメリカ人の選択はどうなっているのでしょうか。

●カナダの移民サイトがダウンしたという報道がされていました。こんなアメリカには住めないということなのでしょう。さらに日本との安全保障問題はじめ同盟国としての動きには政府は敏感になっています。世界が変わり、別の世界観で動いていくのでしょうか。
●現実路線に戻って、チェンジといいながら、4年間は何もできないという説もありますが、とにかく私のなかで、なにか喪失感があり、アメリカを目指そうという気力が萎えてしまいました。

カープの凱旋 おめでとう! 2016/11/9
 41年ぶりの優勝パレード。市民のみなさんも真っ赤なユニホームを着、いろいろな工夫をしたりして、沿道に終結。30万人超えのファンが集まるるというすごい状態です。
 球場での優勝報告会は、なんといっても黒田選手の胴上げや引退セレモニーの涙に心がゆるいだのではないでしょうか。
痛む体を押して、球を投げ続けたプロの心意気はあっぱれですね。


市長の「度胸がない」発言と政治資金パーティ?? 2016/11/2
 核禁止条約反対をした日本政府に対してのコメントで「度胸がない」という発言を定例会見で市長はしています。

 「度胸試し」「肝試し」という言葉がありますが、複雑で多様な国際政治のなかでの交渉事は度胸でやっているわけではないと思います。この条約反対の立場をとった日本政府の表明は甚だ残念だったと私も思います。しかし、「度胸」という言葉がでてきたことに違和感があります。

 また、定例会見で政治資金パーティを開催したことを述べています。就任6年目で初めてということですが、3期にむけての布石でしょうか。市長選挙となれば、軍資金がかかります。今後も年1,2回開催するとのべているので、2000万円くらいは集めるのでしょうか。

 ワーク・ライフ・バランスといいながら、職員の残業は増えているし、職員の不祥事は多いし・・・。本庁舎は夜おそくまで電気がついています。電通の過労死のようなことが起こらないか心配しています。本当にこの市長を信頼していいのかわたしは心配です。

地方議会は「怠け者の楽園」? 2016/10/1
 テレビでは連日のように政務活動費不正使用による富山市議の辞職を報道しています。カラ出張や水増し請求等、不正使用というより、詐欺や偽造で罪に問われるようなことです。

 地方自治に詳しいコメンテーターが度重なる地方議会の政務活動費の不正について、「なぜ、おこるのか、なぜ、なくならないのか」という質問に「『怠け者の楽園』で毎度同じ顔ぶれで、緊張感なく、市民の税金をこずかい感覚で、気楽に使っている証拠だ」と・・・・。

 広島市議会のある議員も政務活動費で不審な使い方をしているとして市民に告発されています。まだ、結論がでていません。ただ、9月にはいって、議会棟に職員ではない男性が3人きて、倉庫のなかから、段ボールをたくさん持って出ていきました。あの人たちは、誰れなのでしょうか???

9月議会終了、つぎは決算特別委員会! 2016/10/1
 暑かった夏もすぎて、秋の風がとおもいきや、台風がやってきて、大雨が。

 防災メールに登録しているので、携帯にたくさんのメールが入り、夜も気になっていました。やはり、あの土砂災害以降、雨が降ると何かおこるのではないかと不安です。

 今議会では一般質問をしました。サッカー場問題、介護保険、廃棄物の処理場、中学校の基準服「通学服」の価格差と就学援助の在り方、行政組織のありかたなど7つの項目で質問をしました。詳細は、広島市議会の録画を参考にしてください。

 また、決算特別委員会が終わったところでニュースレターを発行(51号目)致します。

カープ優勝!!広島は真っ赤激状態 2016/9/11
25年ぶりの優勝!!

25年前の優勝の時は~○○才のころですが、~デパートが盛り上がり、バーゲンにいきました。
今回もそごうの10時前には群衆が・・・。階段もv字で、お祝いムード満載です。
おめでとうカープ。



きょうは一日、会議にでていても、なんとなくキもそぞろでした。
黒田選手の男泣きにぐっときて、号泣したカープ女子がわたしの周りには数名います。
「いまでもまだ泣いている!」東京からも「いま、号泣中}とメイル。
カープ女子のこの盛り上がりが25年前とは大きく違うところです。

広島市民が応援してきた歴史のあるカープ・・広島市の職員(スポーツ振興課)も真っ赤激のユニホームを着用してました。
スーパーに行っても真っ赤なレジスタッフ、レジ袋もカープ坊や。散歩中のワンちゃんもユニホーム着用とどこにいってもカープ
カープでした。

広島市は真っ赤にいろどられたけど、サンフレッチェの時は紫に染まったかな・・・?
そういえば、市役所の職員はサンフレッチェのユニホームは着てなかった・・
同じ広島にありながら、同じ対応をする必要があるのではと思います。

驚愕!障害施設の殺人事件・・あってはなりません。 2016/7/29
 ほんとうにびっくりしました。未明に起きた事件で、19人の方々が犠牲になられました。

 たったひとりがこんなにも多くの人の命を奪ったことにただただ言葉がありません。戦後最悪という報道がなされていますが、弱い人を狙ったという意味では日本史上まれにみる事件だと思います。亡くなられた皆様のご冥福をお祈りいたします。

 広島市にもたくさんの施設があります。

 これからの対応ですが、施設内に入所している方々の安全をいかに守るかが大切です。防犯用の監視カメラといったハード面だけでなく、施設で働く人たちの質の確保はじめ、研修をしっかりやっていることが大切です。

 外からでは中のことはほとんどわかりません。ですから、内部通報や苦情などの窓口をしっかり伝えておくことが重要です。
私にもある施設の苦情がたえません。介護保険の変わり目でもあり厳正に対応できる仕組みが必要と考えます。

世界遺産と景観問題を考えるシンポジウムが開かれます! 2016/7/19
 かき船に係わる裁判をはじめて、すでに4回、意見陳述などで裁判所にでむいたり、報告会を開いたりしています。少しづつ、今までみえなかったことがみえてくるようになり、原告適格、景観利益などなじみのない専門用語にも馴れてきました。今まで委員会などで、私の主張してきたことが肉付けされてきた感じがあります。

 今、全国で景観をめぐって論争がおきています。

 この度、裁判で画期的な結果となった事例や今後の活動に貴重な示唆となるお話しをしていただくことになりました。京都の「糺の森」、福山の「鞆の浦」の景観をめぐっての論争の本質は何かをお話ししていただきます。

 裁判中の「かき船」についての景観に関するもりだくさんの情報を得ることができます。ぜひ、ご来場ください。お待ちしております。

日時:7月23日(土)13時30分より
場所:広島弁護士会館
資料代:500円

オバマ折り鶴の効果 2016/6/13
 オバマ自身が折った鶴が平和記念資料館でおいて公開されています。期限付きで8月31日までということですが、残念です。もっと長期間みていただいたら、よいのではないでしょうか。

 また、最近、折り鶴が注目されていますが、着任時、松井市長は市職員の名札の折り鶴を外すように指示を出し、いまは、職員はだれひとり名札ケースには折り鶴をいれてはいません。

 これから、折り鶴はどんな運命となるのでしょうか。

 市民病院の看護師さんたちは名札ケースのなかに小さな折り鶴をいれて仕事をしています。いのちの大切さや病気の快復を祈ってだと思います。あたたかい心をかんじほっとしました。

オバマ大統領来る・・・厳戒態勢のなかの52分 2016/6/13
 この地、広島に歴史的瞬間といわれるオバマ大統領の訪問。2機のヘリコプター、2台のリムジンによる衝撃的な登場でした。用意周到、ここまで準備するというアメリカの世界での位置づけを思い知った感です。オバマ演説はプラハ演説と比較しても短いという前情報と違い、長い格調の高い内容でした。プラハからはじまり、ヒロシマで結ぶという彼の「核なき世界」の終章でした。
 私はテレビで演説を聞いていました。同時通訳は各局で雇用していたと思います。ニュアンスが微妙に違うのが不思議でした。ロスに住んでいる友人に聞くと英語でも非常に丁寧な深い意味の単語を使っており、評判はいいとのことでした。翌日の新聞では演説の内容が対訳で報道されていました。「死者を悼みにきた」という言葉にインパクトがあったと思います。まさに広島で世界中からの人々が、平和への学びの旅をしていただきたいものです。

沖縄における卑劣な事件は許せない! 2016/5/23
 おきてはならない事件がまた起こってしまいました。米軍基地の軍関係者が日本人女性を殺害したのです。

 1972年からこういった米軍のおこした事件は現在まででなんと574件あります。まったく、綱紀粛正、再発防止策もあったものではありません。基地周辺で罪のない人たちが暴力によって、命を奪われたり、傷つけられたりすることが起こっているのです。翁長知事が「痛恨の極み」と述べているのを聞いていて「悔しい思いは同じだ」と思いました。

 2007年、広島市においても岩国基地の米兵による事件が発生したことは記憶に残っています。あの時、元の広島県知事の藤田知事が失言して、女性団体から抗議をしたこともよくよく思い出します。

 未来のあるひとりの人生があっけなく奪われたことは、家族にとっても、恋人にとってもその喪失感は一生続きます。公正な手続きで公正な裁判をするにも「日米地位協定」というおおきな壁があることが「悔しさ」を大きくしています。ここを突破しなくては繰り返されるのです。

オバマ大統領がやってくる!! 2016/4/27
 報道によるとオバマ米大統領の広島訪問はどうも可能性がかなり高いと思われます。

 伊勢サミットが終わってから、来広となると外相会合どころの騒ぎではない警備でしょう。外相会合は予行演習になった?かもしれません。

 先日、閉会中の消防上下水道委員会があり、そこで、消防警備の報告がされました。私は、要人警護など、どういった人数でどこを拠点にどう警備したなどを報告するのはいかがなものかと思い、「どうしても報告すべきことなのか」と委員長として、問いました。 「どうしても報告したい」というのでうけいれましたが、私だったら、秘密にしておきます。手の内をさらすようなものです。オバマ大統領がきたらどうするの?と問いたい。国からプロがガードにくるのでしょうか。

 とにかく、被爆者の方の前で、プラハ演説なみのスピーチをしてほしいものです。そして、何事もなく終わって欲しいです。
外交的な諸問題はこれからいろいろおきてくるでしょう。報道、ニュースを注視しながら、待ちたいと思います。

熊本地震の被災された方々へお見舞い申し上げます 2016/4/19
 4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震源とする、大きな地震が発生しました。さらに、その28時間後の4月16日夜中には、マグニチュード7、最大震度6強の地震。何と14日の地震は前触れで、16日の地震が本震だとか。広島でも私の携帯に緊急警報メールが次々届きました。
 一夜明けてその被害は大規模なものになっています。
 被災された方々が、広場の駐車場で車やテントで寝泊まりされていること、安心できる避難所がすくないことがわかります。すでにエコノミー症候群で亡くなられている方もいるとの報道。また、食料、水も行き渡ってないこと、さらにごみもたまっていることなど問題が山積です。近郊都市の市役所が破壊されるということも驚きです。テントでの災害本部が立ち上がっていましたが・・・。
 熊本市は行政視察で水道局訪問したことがあります。熊本市の水は「すべて地下水」であると説明をうけ、その理由として「阿蘇のカルデラの恵み」であるということでした。
 その阿蘇の惨状をみると広島の土砂災害を彷彿させます。広島市では、消防局、水道局からもすでに応援部隊が出発しています。私たち議員もなにか行動しなければと思っています。

G7(主要7か国)による外相会合閉幕~71年の歳月がかかりました 2016/4/13
 2016年4月10日~11日、厳戒体制(4000人以上の警護)の中、外相会議が開かれ、そして終わりました。

 この会合は「広島宣言」(核軍縮・不拡散)を採択しましたが、各メディアはこぞって「歴史的」であると報じていました。しかし、被爆者の方々から体験を聞くことがなかったのは、とても残念です。

 ケリー米国務長官は、かつてベトナム反戦運動の闘士でもあったので、原爆資料館での“インパクト”は相当なものだったと思います。資料館での様子は公開されませんでしたが、手に取るようにわかります。誰だって、その“インパクト”は心に刻まれるものです。私は、ケリー米国務長官はオバマ大統領が来広するための下見ではないか、伊勢志摩サミット(2016年5月26日~27日)に来日した折に広島訪問はあるのでは?と推測しています。オバマ大統領の任期も残すところわずかですし、「プラハ宣言」をし、ノーベル平和賞を貰った彼なら来なくてはならないでしょう。

 ともあれ、地方都市で国際レベルの政府の会合があるということは、タイヘンということが実感できた2日間でした。

平成28年度予算特別委員会が終わりました 2016/4/1
 今回の委員会は、質問者が少ないのが特徴でした。以前は議員たちによるもっとたくさんの質疑があり、夕方すぎに遅いときは8時ごろまで委員会があったのですが・・・残念です。

 答弁する担当者は「気楽でよかったと内心思っているのではないか」と私は思っています。答弁する担当者がおもわずたじろぐ的を得た質問が数える程度になりました。これでは広島市政はだめになります。私自身を含めて、もっともっと調査をし、質の高い質疑を展開しなければと思った次第です。

 私は、文教関係、厚生関係、消防上下水関係、総務関係、経済観光環境関係に質疑を重ねました。インターネット中継で直接、画像と音声で聞いている市民の方もおられ、「平和研究所、被爆者研究など」の質問に関心を持ったという早速の反応がありました。

 体力勝負のところもあります。健康に気を配りながら、丁寧な仕事をしていこうと思います。関心のある方は広島市議会のHPから視聴可能ですので、是非、ご覧ください。

政務調査費の領収書偽造?なぜ、なぜ?? 2016/3/6
 兵庫県議会の号泣議員の裁判が始まり、傍聴には「長蛇の列」ができたと報道されていました。ワイドショーでも、一部始終を伝えていて、こんなことになってと同じ議員としても情けない思いをしつつ、私も関心をもっています。もう少ししたら、判決がでます。本人は記憶がないといっていますが、詐欺罪になるだろうというのが大方の見方のようです。判決をまちましょう。

 同様に、地元広島でも、市議会議員が政務調査費不正流用で告発されました。新聞記事によると、領収書にかいてある住所が実在しない(!)とか。受け取る人が自分の住所を何度もまちがえて書くことがあるでしょうか。私は不思議でなりません。どうして、実在しない住所を書いたのでしょうか。すでに事件は司直の手にわたっているのですが、議会ももっと襟を正さなければなりません。

政務活動費の領収書HP公開 見送り?! 2016/2/14
 いままでたくさん議論を重ねてきましたが、政務活動費の領収書HP公開見送りになりました。

 何とか前に進めていかねばと頑張って発言しましたが、賛否が割れたのでと、打ち切りにされてしまいました。
 多数決にすると賛成が上回るのですが、「一致して進めるべきだ」と議会改革推進会議代表が発言し、見送りになりました。あと、一歩だったのに残念です。

 政務活動費は、会派に支給されていますが、使用する個人には説明責任があります。いま(平成26年度から)、公文書館にいかなくても、議会棟で住所と名前を書けば自由に全部閲覧できます。しかし、HPで公開すれば、透明性がもっとたかまるし、市民からのチェックがあらゆる面から入ります。わざわざ、足をはこばなくってもすぐ情報が手に入ることはいいことです。とっても大切なことだと思いますが、自民党系の3会派が反対。「何故でしょうか。スネにキズでもあるのかしらん。」と思うのは私だけでしょうか。

情けない話・・育休国会議員の不倫疑惑 2016/2/11
 先日、広島県知事が先頭になって、県庁内保育所でエプロンつけて、赤ちゃんを抱っこしている記事がでていました。ぎこちない感じでしたが、男性が育児にチカラをそそぐことはいいことです。

 しかし、今世間で話題の国会議員の不倫疑惑。妻の出産前の大失態?やってはいけないことだろうと・・。火のないところに煙はたたない。悪事千里を走るといいます。本当にびっくりポンです。

 国会議員の品位を落としたというコメントがでていましたが、もともと女癖が悪かったというコメントも重なり、インターネットでは大炎上しているとか。国会議員同士で結婚し、育休を取得するということで話題をさらっていましたが、こんな状況ではお手本にはなりません。ただ、ただ呆れてしまいました。

 
「政治とカネ」問題! 2016/1/31
 元兵庫県議会議員の裁判、甘利大臣の口利き疑惑と大臣辞任など地方議員はじめ国会議員の不祥事が紙面を飾っています。甘利大臣の辞任劇には同情論が広がっているということですが、いくら実力者といっても、やっていることはしてはいけないことなのです。「50万円から500万円という金額で政治家を動かすことができるんだ」という企業の思惑が見えます。

 一方、政治家のカネの使い方は、政務活動費に表れてきます。いま、広島市議会議員の政治活動費の領収書HP公開が議会改革推進会議で論議されています。平成26年度からは情報開示請求の手続きをしなくても住所、氏名のみを記入するだけで、議会事務局の控室で各会派の政務活動費の閲覧ができます。また、コピーも出来ます。(ただし、それまでの年度は公文書で開示請求手続きを得て、決済を経てということになるので、少し時間がかかり、電話でいつから閲覧できるか追って連絡があります。)
 政務活動費の領収書をHPに公開することで、関心のある市民は自分が一票いれた議員がどんな活動をしてそれに税金がどう使用されているかが理解できます。このHP公開こそが説明責任を果たすことになり、透明性をはかることになるのです。

 議会はどう判断するのか・・私は選挙公報発行と領収書のHP公開は、言いだしぺなので、頑張りますよ。

新年のご挨拶 2016/1/1
 今年は申年です。「見ざる聞かざる言わざる🙈」は政治の世界ではよしとされることもあるのかもしれませんが、
わたしは「見てみる聞いてみる言ってみる」をモットーとしています。
 いままでどおり、ひるまずおそれず前へすすんで参ります。
 議会改革を加速をしていかねばと選挙公報、政務活動の領収書のHP公開など一気にすすめてまいります。
情報公開、透明性の確保こそが議員としての説明責任をはたすことになります。
 市民の皆様の声を支えにもうひと踏ん張りいたします。

 今年も皆様にとってよい年になりますように。

パリのテロ事件 2015/11/18
 朝早くから夜遅くまで次々と伝えられてくるテロ事件に関する報道。私は釘付け状態で画面をみていました。戦場ではなく日常の場で銃撃がおこる・・・怖いことです。
 「平和」の2文字がどこかに飛んでいってしまっている状況です。9.11からパリのテロまで、なんだか世界はきな臭く、泥沼状態になっていく・・・戦後70年、日本は平和を目指して歩んだはずなのに、逆方向に流れている・・・そんな暗い気持ちでいっぱいです。
 私の回りの友人なども同じ気持ちを抱いているとわかりました。「平和都市広島からもどうにかせんといけん」と微力ですが、自分に言い聞かせています。

かき船営業は聖なる場所の意味を破壊する 2015/11/4
ユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の諮問機関であるイコモス(国際記念物遺跡会議)の一行が福岡で国際会議の年次総会にあわせて、広島訪問されました。
かき船の現地にも足を運んでくださって、意見を述べられました。会長のアローズ氏は、熱心に説明をきき、表情も真剣でした。彼は報道陣から、コメントを求められ、「この状態だと次々に飲食店ができ、聖なる場所の意味が薄まると・・なんらかの措置を取るべき」と。
私は、メンバーのカナダ人の方と話ができました。彼は「川にこの船が浮かび、水上レストランとなったことに市民が怒っていることは理解できる、平和活動をこれからもしてください。」という励ましをいただきました。一行はインド、フランス、カナダなど様々な国の方たちでした。近隣の住民の方たちもたくさん集まり、国際平和文化都市の実態(かき船移転)を伝えることが情けない・・・賑わいの創出など他の政策でやってほしいもんだと声を大にしていました。
私は、国が違い、文化も違うのに一行のメンバーと意を同じにしたことに「やっぱり、私たちの主張は国際的にも通じるものがあるんだ、これが国際感覚のものさしだ」と勇気百倍となりました。

密集繁華街(流川)の火事の愕然・・・ 2015/10/19
 中区流川町の雑居ビルで10月8日夜、従業員・客ら3人が死亡した 火災がありました。私は、消防下水道委員長を拝命していることもあって、自分の眼でみておかなくてはと自転車ででかけました。現場の火の勢いのすごさとたちこめる焦げた臭いに愕然としました。
 亡くなられた市民の方々のご冥福をお祈りします。
 火事には出火原因がありますが、いまだにその原因が明確ではないとのことです。消防局の点検体制とその後の指導、建築物の構造、防火意識などいろいろな課題があると思います。
 しっかりと解決にむけて、策を考え、提案していきます。

安佐市民病院の機能分化案は可決!市長のためではなく、市民のために 2015/9/30
安佐市民病院の建て替えは、、『現敷地での建て替え』『荒下地区移転』の2案が地域を二分した論争になり、昨年から、長引いていた課題です。整備費が312億円余りという、まさに大きな金額が動く、市の大規模な案件です。

私は昨年の2月議会では退席しました。その理由は、どこに建てるかが議論の中心で、「病院をどうしていくのか」つまり、これからの人口動態、社会状況をにらんで、地域医療の将来像をどう描くのかなど考えられていないように思ったからです。どんな機能を付加させるのか、これからも医療の方向性など・・そんな議論はないまま、地域の溝がどんどんふかくなっていくのがよくわかりました。しかも、まちづくりと病院構想をセットにしたため、ことは複雑になり、疑念や不信を市民に植え付けました。

市長の行政手法が丁寧ではなく、十分な説明責任を果たしていないという意見も多く、私も「その通り!」と思います。やることが遅い。不退転という割には、ち密さにかけます。はやくから、計画をねって、もっと具体に説明し、できるだけ、いろいろな事例を示すべきでした。ここまでは市が決めるが、あとは病院サイドで考えてというやり方も理解が得にくい点でした。

こんな状況を打開する案として、昨年10月の決算委員会(厚生関係)の質疑で、私は機能分化案を提案しました。現地と荒下地区の2か所に機能を分散させるというものです。具体的には日常的な診療や地域包括機能を現在地に残したうえで救急や高度な機能を荒下地区に新設しようというものです。ほぼ、私の提案したとおりの計画となっています。

がん体験者で医療従事者であることも大いに決定の要素になりました。安佐市民病院で治療しているがん患者さんが「どこでも、いいお医者さん、やさしい看護師さんがいて、いい治療環境がととのっていたら、どこでも行きますよ。時間にかぎりがあるので、1日でも早いことがうれしいです。」という言葉が、大きな決定への後押しになりました。また私が強く希望していた緩和ケア病棟の設置が、新たに提案されたことも賛成した1つの理由です。

これからもしっかりと地域看護のプロの眼、患者の眼で病院をみていくことにします。そして、現在地の医療機能が地域の市民の安心、安全に直接むすびつけられるように実りある地域になるようさらなる提案をしてまいります。

安保法制可決 2015/9/28
9月19日の未明には安保法案は可決しました。「おかしいだろ、これ。」この国はどうなっていくのか。そう感じられた反対の市民の方も多かったのではないでしょうか?

私はその頃、ちょうど、東京へ。
夕方の国会議事堂に若者の替え歌の歌声(安保だめ、辺野古だめ、安倍じゃだめでしょう)が響いていました。
安保闘争を見聞きした私にとって、それは新鮮な驚きでした。なんと表現したらいいか。活動家ではない、フツーの人たちが声をあげることが大切なんだと思いました。

おひとりの支援者の方が「安保法制の中身がまずわからない。憲法学者が違憲だと言っている法案を無理やり通過させる意義がわからない。総理大臣が、自国の国会より先にアメリカの国会で法案を通します、と言っちゃう理由もわからない。これから、アメリカと同じと思われて、テロに狙われやすくなるのは目に見えているのに、これが国民を守る唯一の道だと断言できる根拠がわからない。法案を通してからみなさんに理解していただく努力をするという総理大臣の上から目線の自信がどこからくるのかわからない。わからないことだらけで不安です。」と話されてました。同感です。

私は、戦後うまれの64歳です。小学生のとき、福屋の前で傷痍軍人がお金を求める姿が目に焼き付いています。
母の「戦争はしてはいけないの」の一言が耳に残っています。日本に戦後70年、被爆70年のこの時期にこんなことがおきるとは思いませんでした。

新潟県の弁護士会長は安保法制の強行採決の痛烈なコメントを出しました。「おかしいだろ、これ。」というものです。とってもわかりやすいので、わたしは賛同しています。(新潟県弁護士会の声明・意見書の下方にある「会長コメント.pdf」をひらいてみてください)

広島でもたくさんの人たちによる人文字やデモ、街頭演説がありましたしました。市議会の超党派議員の一員として、私も本通りやそごう前で声をあげました。でも被爆都市からの声はどどきません。でもこれからも声をあげていかねばと強く思います。

政治家の倫理観 2015/9/28
 号泣議員から、飲酒議員、セクハラ議員、コピペ議員などあげればきりがありません。こんなことでは、市民から、みはなされてしまします。国会議員から、地方議員にいたるこの倫理観のなさはどうしたらいいのでしょうか。

 市民の方と話し合っていて、結論がでたのは、そんな議員は二度と議員にさせない運動を起こすことだという結論に至りました。
 今回、安保法制に賛成した議員の落選運動をするということが言われています。わたしはこの運動は是非やるべきとおもっています。それが法制に反対した国民の意見表明のやり方だと考えるからです。

 とにかく、議員は説明責任を果たしつつ、清く、正しくをモットーにが大事です。

安保法制に反対する医療・介護・福祉関係者の会 2015/7/19
「いのちと暮らしを脅かす安全保障関連法案に反対する医療・介護・福祉関係者の会」の呼びかけ人になっています。ご支援いただける方はどうぞこちらのHP(http://heiwa-inochi.sakuraweb.com/)から。

安保法制、衆議院特別委員会で可決!この国はどうかしている?? 2015/7/15
 採決の状況をテレビの映像でみていました。野党は、必死の形相。自民党、公明党は黙って起立。議場のなかと外でこんなに反対が多いのに、まったく、政府はどうかしています。

 広島でも原爆ドーム前で座り込みの抗議が行われました。わたしも抗議をと勢い込んでいきましたが、暑い!座ってくださいといわれても石が熱い。足が痛い。しかたないので、立っていました・・・。(申し訳けないです)

 それにしてもどうなっているのでしょうか。東大、京大の学生たち、学者など知識人も反対を表明しています。良識があればこの事態はわかると思うのですが。

 広島市では、共産党系の動きは活発で、よくみえます。しかし、民主党系の動きはほとんど見えません。自民党のなかでも反対だ、おかしいという人は結構います。それを態度であらわしてほしいと思います。

安保法制強行採決の様相! 許してはならぬ!! 2015/7/14
国民は説明ができていないと言い、憲法学者は違憲と言い、全国各地で反対のデモがおこり・・といった状況にかかわらず、政府は15日には採決するという暴挙にでようとしています。

もう、信じられないです。立憲主義、民主主義を葬り去るつもりですか。ここを曲がると別の世界が、軍靴の音が聞こえてくるのではありませんか。

長崎市の平和宣言は安保法制に言及すると記事にかかれていました。しかし、広島市の平和宣言はこの安保法制には言及しないと表明をしています。平和公園の慰霊碑になんとかかれているのか、もう一度よく考えるべきです。

原爆で亡くなった人々の声に耳を澄まし、被爆都市の市民としての意志をはっきり表明しなくてはいけません。広島からの声はどんどん縮んでしまう。今、このときだからこそ、市民を代表して、声をあげるべきなのに、広島市長は国のご機嫌をうかがうだけの官僚市長のようです。

この8月6日を 犠牲になった約14万人の魂にはずかしくない気持ちで 私は迎えたい。

イギリスの一流紙「タイムズ」の取材を受けました。 2015/7/9
イギリスの一流紙「タイムズ」から取材を受けました。

なぜ、私が・・・とほっぺをつねってみたくなる夢のような2時間でした。

被爆70年で広島をとりあげ、特集記事を組むことになり、HPなど検索していたら、私の発言などが目に留まったとか・・・。6月から交渉の電話があり、7月8日に取材を受けました。通訳付きで東京支局長、カメラマン、通訳の3人の方が事務所に来られました。スタッフも舞い上がって、写真をとるなど大騒ぎ。

取材は、おもに広島が抱える平和関連の課題についてでした。平和資料館の在り方はじめ被爆再現人形からかき船問題まで幅広い取材でした。元安川の川沿いで写真撮影もありました。どんな記事に仕上がるのか楽しみです。

安保法制に慎重審議を求める意見書否決 2015/7/9
安保法制に関し、慎重審議を求める意見書について賛成しましたが、広島市議会は否決しました。本当に情けないことです。私はがっくりしてしまいました。

7月9日付けの朝日新聞によると、331の地方議会から、国会に対して意見書が提出されているようです。▽賛成の立場が6つの議会、▽反対の立場が144の議会、▽慎重な審議を求めるものが181の議会です。

広島市議会では、賛成は14人。反対は39人、(議長1人含まない)という結果でした。
ここはヒロシマだという認識があるのかと疑ってしまいます。
自民党、公明党は賛成しませんでした。

かき船移転反対! 原告団結成、11日に提訴します。 2015/6/10
 腹をくくりましした。これからが正念場!!HPはこちら

<これまでの経緯と私の思い>

私が、はじめてかき船が移転することを知ったのは昨年の12月の新聞でした。河川法が改正され、移転をせまられていたことは知っていました。どこにいくのか、やめるのかなと思っていたら、びっくり仰天です。下流に移動するのかと思えば、上流へ、しかも原爆ドーム近くではありませんか。

市当局にいきさつを尋ねると・・・11月27日の「水の都ひろしま推進協議会」で、占用業者にかなわを推薦。しかも、それ以前に地元への説明として、原爆ドームの近隣地域の町内会長に説明を行ない、合意を得たと回答してきたのです。

これにもびっくり仰天です。私は大手町2丁目に居住し、町内会に加入し、会費も支払っています。でも、町内会長からは、全く説明はされていませんでした。また、大手町1丁目では、町内会にはいっていない地域や人には説明がされていませんでした。当局に「議員にどうして説明がないの」と尋ねると税金を使わない事案だからと・・・これにもびっくり仰天です。まちづくりの政策ではありませんか!世界遺産のある地域での出来事ではありませんか!これも理解できません。

1月13日になって、日本イコモス国内委員会の現地調査があり、
  1月29日に懸念表明がだされました。

2月5日に市がどういう動きをしていたのかという事実確認をするために、東京の文化庁に出向きました。そこでわかったことは、市の担当局は日本イコモス国内委員会の組織自体や役割を全く知っていなかったということでした。これにもびっくり仰天です。しかも文化庁の担当者からは「前もって問い合わせや相談はなく、新聞記事をみた文化庁のほうから、問い合わせをした」と聞かされました。驚きの事実でした。何故なら、以前に、市民団体のひとりが市当局に日本イコモス国内委員会に相談したのかとたずねたら、「しました」という返事をしていたのです。ここで明確に「全く事実とことなっている!」ことがわかりました。つまり、十分に吟味されていないと・・・

私はこれでは市民への説明は十分ではないと、町内会の副会長に相談し、地区委員会を開催してもらいました。初めて聞く内容で、「どうして、あの場所でなければいけないのか」「他の場所はなかったのか」「平和を祈ることとにぎわいをつくることはちがうのではないか」などなど意見が多数でて、「反対」することになり、それを文書にして、2月12日に市に提出しています。

2月下旬の予算委員会では、わたしはこのかき船の移転にともなう質問を繰り返し、建設委員会、経済観光環境委員会などで取り上げて質疑をしてきました。いつも答弁は、国に許可申請し、許可されていて法的にはなんの問題がないという答弁が繰り返されてきました。私の質疑は市議会のHPから視聴できます。

3月になって、移転予定地真ん前のマンション組合から説明会の開催要望が出されましたが、結局、説明会は開催されないままでした。市民団体の公開討論会で説明するので、それに参加するように・・・と。まったく要望を無視?した状態が続きました。この月には被爆者団体から要望書、広島弁護士会から慎重な審議を会長談話が提出。

4月統一選挙開始。終了し、市長再選。16日には、「理解を深めるための説明は尽くした」と工事許可を国土交通省太田川河川事務所に報告。17日に許可。22日にかき船かなわが工事着工しました。その後、抗議集会はじめ、署名活動を市民団体がさらに積極的に動いていました。

5月になり、前述のマンション組合が工事について、市に抗議をする。 「工事についても説明もない」「どこが工事をうけおっているのか等の表示がされていない」、「施主はだれかの表示もない」 しかし、ブリキの囲い板がされ、防犯カメラが2台、監視しているなど普通の工事現場とはちがう様相であることは間違いない・・・

そのためか、12日から15日の間、工事がストップ。かき船かなわが説明会を設定するが、マンション組合は「市からの説明が先だ」と説明会をボイコット。16日には、かき船かなわが工事再開。22日には桜の木を3本(樹齢20年から30年)伐採し、その樹木は業者が破棄処分する。

6月5日にマンション組合と市民団体(かき船を考える会)が議長に陳情し、同日、当局の局長と意見交換を行ったが、市への不信感がぬぐえないまま終わる。

こうした行動と同時に訴訟に向けて、学習会、意見交換会など重ねてきました。

今回の訴訟は、原告は被爆者団体、被爆者、近隣の住民というコラボ団体が原告となります。訴訟となると原告適格条件が、厳しく問われます。弁護士団は石口、和田森、藤井弁護士です。藤井弁護士は福山の鞆の浦の裁判での経験があり、頼もしいかぎりです。

私は市民団体と近隣住民のパイプ役と事務担当の事務局長となりました。うまれてはじめての訴訟・・・なんだかドキドキするのです。

原爆ドームは負の遺産であり、川を含んだ景観は鎮魂にふさわしい場としての荘厳なものでなければなりません。かきの食文化は否定しません。しかし、元安橋のたもとでなぜ? 高級料亭がこなければならない必然性はありません。

原爆ドームをなぜ今まで残して守ってきたのか、そのことを再度問い直し、今一度、初心にもどるべきです。国も県も市も戦後70年経過すると、なにかが欠落し、風化していく・・・そんなことであってはいけないのです。

みなさんの良識を問うものです。お力をおかしください。

消防上下水委員会委員長に 2015/5/28
 6つの常任委員会のどこに所属するかは、議長によって決定されます。

 わたしは、第一希望として、経済環境観光委員会を、 第2希望として、厚生委員会を提出していました。

 ところがふたをあけてみると消防上下水委員会で、びっくり。しかも委員長ということでまた、びっくり。しかし、決定は決定なので、委員長を1年、がんばって務めます。

 災害はじめ復興ビジョンなど切り口はたくさんあります。

 しかし、委員長は会を運営するので、発言機会は少なくなるのが現実です。でも、しっかりやっていきます。

4期目に向かって 2015/4/13
 今回は時間がなく、準備万端とは言えないなかでの選挙でしたが、当選することができました。おひとりおひとりの支えの賜物です。

 組織もない、応援する団体もない無所属の女性が市議会に当選したのは、55年ぶり(12年前の私)でした。それから4期連続当選しているということは、いつも支持してくださる方がいるということの証です。

 今回の選挙は投票率が低下したこと、自民党、民主党の現職が落選したこと、共産党が伸びたことが特徴です。本当に選挙にはドラマがあります。

 これから4年間、今回の選挙で市民の皆様とお約束してきたことをコツコツと地道にやって参ります。  馬庭 恭子

投票までの9日間。日々の思いお伝えしました。

4月12日・・・
 当選しました!!
 3期12年間に蓄えた経験を生かしながら、「だれもが孤立しない街」をめざして4年間がんばってまいりますので、引き続き応援よろしくお願いします。

差し入れの
お菓子の入った
だるま型箱と
紅白うさぎマシュマロ
かわいい!


 
4月11日・・・
本日で統一選挙の9日間が終わりました。あすは投票日です。

4回目の選挙が終わりました。回を重ねて同じことの繰り返しのように思われるかもしれませんが、毎回異なる環境です。候補者の数も性別も主張もそれぞれ違っているからです。

現職議員の動きは何度もみているので、想像ができますが、新人は全くわかりません。噂をきくだけで・・自転車で回っているらしいとか、事務所がわかりにくいとか。

議会が3月11日に終わって、それからの選挙戦でしたので、時間があったわけではありません。急いでの支度となり、どうにか終了したという感があります。あーすればよかった、こうすればよかったと思うことがたくさんありますが、ともあれ、無事に事故もなく終わったことに感謝です。スタッフもよく動きました。

わたしは中盤から元気ができてきました!声もあまり枯れていませんし、あと1週間はできるかな。雨があって、「やりきったぞー」という感じがないのかもしれません。雨にたたられて、街頭演説も、ダッシュ握手も少なかったからでしょうか。

でも、きょうはお昼に事務所に帰るとお弁当が、必勝弁当。すごい!!みんなで歓声をあげました。



あすの投票結果がどうなるかわかりませんが、みんなでの手づくりボランティア選挙は楽しかったです。記念にみんなで写真を撮りました。まだまだお手伝いをしてくださった方もたくさんいらっしゃるのですが、人生においてとっても大切な一枚となりました。




4月10日・・・
きょうは朝から雨で、カッパでの街宣活動です。

手を振っている左手の白い手袋は、雨でびっしょりです。友人が白いゴム手袋を買ってきてくれて、それを使うことに。これがとても便利です。

雨でみなさん傘をさしているので、反応は、見えづらいのですが、時折大きく手を振って合図してくださるかたがチラリホラリ。

きょうは、応援団が 東京、松山、出雲、京都などから、7人駆けつけてくださって
小さな事務所は大賑わいでした。

スタッフが毎日のスケジュールを組み替えて、地域まわりに漏れがないよう計画し、
どんな小さな道でも入っていくので、地域ぐるぐるまわりは綿密にしています。

そんなとき思わぬことが・・・光南の細い路地にはいり、3階建てのアパートの前をゆっくり通っていた時、3階の廊下から、白髪の女性の方が手を振ってくれ、3階から問うのです。
「同じ名前のお医者さんにみてもらったことがあるんよー。あんた、その奥さんかだれかなんかー?」
「そうでーす!」
夫はもう、病院勤務を辞めて6年にもなりますが、思い出されたのでしょう。「まにわ、まにわ」の連発で「そういえば・・・」と。

ここで1票ゲット!?。ありがたいことです。

きょうは最終コナーの曲りかど、明日はラストスパートです。


4月9日・・・
きょうはよいお天気です。いろいろな所で街頭演説もできました。


とても気持ちよく、伝えることができました。しかもお天気がよいせいか、外で立ち話をしている方や散歩している方などがたくさんいらっしゃって、声かけがたくさんできました。
 
公選ハガキが届いたという反応なのか、手をふりかえしていただけることが多いような・・・? 好意的解釈かもしれませんが、なんとなくそう思いました。

選挙カーから降りて、何人かの方と握手しましたが、ほとんでが高齢女性というのが特徴です。ひとりだけ、30代の男性と話をしました。県議会の無投票について、「困ったものです・・今後どうなるのでしょう。有権者の意識が低いこと、投票率が下がることが気になりますね。」といった話となりました。「次はあなたが立候補してください」と握手しました。
 
事務所に、電話で期日前投票で「あなたに入れましたよ。」という報告が3件入ってました。

有難いことです。泣いても笑っても、あと2日となりました。


時折、市長選挙の選挙カーとすれ違いますが、「やっぱり、***」とウグイス嬢の繰り返し。政策を訴えているのを聞いたことがありません。マイクを握っている私は、思わず「がっかり、***」と言ってしまいそうになりました。


4月8日・・・
きょうはお天気はまずまずでしたが、寒い・・風が冷たい1日でした。

午前中は、国泰寺中学校の入学式、袋町小学校の入学式に参列しました。小学校は40人のかわいい、かわいいこどもさん!!お父さん、お母さんが入場と同時にデジタルカメラ、ビデオカメラをもって、一斉に撮影。中学校はさすがに、カメラはちらほらでした。次世代を担うこどもの成長と健康を祈念しています。

昼間は選挙カーに乗って、スーパーの前、マンションの前など3カ所で演説をして回り、あとは地域グルグルまわりです。


ひとつ驚いたことがありました。吉島で街頭演説して、車に乗ろうとしていたとき、ワンちゃんを散歩しておられた女性が「がんばってください」と声をかけてくださいました。「あなた、よく鷹野橋で報告会してますよね。」12年間、1年に4回の定例会なので、鷹野橋での市政報告は40回を超えます。「誰か知らない人だけど、市民として、ちゃんとをみてくれていたんだな」「ああ、長く続けてよかったー。」と胸が熱くなりました。

選挙戦はあと3日となりました。他陣営も必死となってきました。負けられません。



4月7日・・・
きょうはどうにか雨がやんで、曇りのなか、ときどき薄日が差しました。

朝は舟入高等学校の入学式に参列。新入生が新しい制服でやや緊張しているように思えました。
夕方は大手町商業高等学校の入学式。大手町商業高校は、昼間部、夜間部それぞれ入学定員40名の定時制高校です。入学式では、制服がないので、思い思いの服装で個性的でした。
 
入学式と入学式の間を選挙カーで政策を訴え、時々は街頭演説をしてまわりました。
選挙カーの声掛けに応えて手を振ってくださる市民の方が少しづつ増えてきたような・・・。一方的な解釈かもしれませんが、中高年のひとたちが圧倒的のような気がします。
 
選挙戦もあと4日となりました。短いような長いような期間です。

市長選は現職優勢と新聞にかかれてました。自民党、公明党、民主党相乗りなのですから、組織まるごとお抱え市長となるのでしょう。残念でたまりません。なんとかしたい!と思いますが・・

市長選のことを気にしていたら、自分のことを考えて!!とスタッフに叱られちゃいました。たしかにボランティア選挙の私には厳しい現実が待っています。もっと、もっと力いれてがんばらねば。

スタッフは私以上に動き回っています、ほんとう感心してしまいます。みんな手弁当でしてくれているんです。有難いです。




4月6日・・・
今日もやっぱり雨だった・・・。朝の街宣活動は雨、雨のなか。

突然、「雨のなか、よくがんばっているね」と喫茶店のママさんが手を振りながらお店から顔をだしてくださいました・・・・気がつけば、この店の前をもう3回通っています。反応があってもなくっても、こまめに地域のなかを回っていくのが私たちの戦法ですが、ぐるぐるまわってるとこんなことがおきます。(笑)
 
他陣営で目立ったのは維新の党の代表(江田憲司)が本通り入口で演説をしていたことです。しかし、聴衆は少なく20人~30人程度。「身を切る改革」を訴えていました。除名された衆議院議員の女性議員の不祥事がまたくすぶっているのにと思うのは私だけでしょうか。
 
選挙事務所は2階なので、窓から他の候補の選挙カーの様子がよくみえます。それぞれ特徴があって興味深いです。「夜は看板がみえにくいので、ライトがあった方がいいね」とか、「候補者はのっていないので、窓をあけなくても声だけでいい」とかいろいろありますね。どちらにしても連呼しながらの選挙カーが多いなか政策や思いを伝える候補者が少ないのは残念です。


4月5日・・・
朝、おきると雨・・きょうはまた、1日雨!かと思いましたが、昼すぎから晴れてきました。よかった!今日は張り切って、選挙カーを回すことができる!

中区を丁寧にまわりつつ、鷹野橋の商店街に立ち寄りました。アーケードの下で花見会をされていた皆さんに、無所属の候補であること、医療、介護の専門職であること、女性であることなど、私の「ウリ」を強調しながら、ご支援をお願いしました。

大手町を歩きながら、事務所にむかっていたら、「あら、まにわさん」と若いお母さんから声をかけていただきました。「あなたのリーフレットを見ましたよ」と。そして、食の安全性についてのご意見を伺いました。学校給食についての取組みなど話はつきず、「次は当選してからね」と笑いながら、別れました。うっかり、お名前をきかず・・。自転車の後ろでは坊やがぐっすり。

様々な出会いのある選挙戦・・・愛車と共に


4月4日・・・
中区は、朝はどんよりした曇りでしたが、昼間になると昨日と打って変わって晴れとなりました。お天気のせいなのか、今日は、各議員がこぞって街宣活動をしていました。しかし、夕方から雷と雨で・・・あすはどうなることやら。

県議会選挙は中区は結局、無投票になり、午後には掲示板の撤去。作業がすすみ、あっというまになくなってしまいました。無投票は政治離れと自民党の一強多弱の影響、野党の地方組織の足腰の弱さのあらわれと思います。これでは有権者の声をきく機会がないと思います。

平和公園の桜がきれいです。今回は咲くのもはやく、散るのもはやいと感じています。家族づれ、カップル、お友達などたくさん花見をされていました。目立だったのは外国人の観光客の多さです。選挙が珍しいのか写真をとっていました。


4月3日(金)・・・
公示日。立候補届を提出し、スタッフが引き当てたポスター掲示板の番号はラッキー7!!

一斉にポスター張りのチームが走り出しました。総勢24人。運転手と張り手2人の3人組です。自転車部隊と車部隊の混合チームです。

あっという間に貼り終りましたが、雨で大変だった・・でも天気予報でカッパを用意。さすがに4回目となると容易周到です。

これから9日間で政策を伝えながらの日々です。

手を振りながら、マイクを握りながらの1日1日となります。

あした、天気になーれ。

Copyright 2003 Maniwa Kyouko  All rights reserved










































































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